小麦

脱、小麦

「脱小麦」生活の実践方法

小麦を食事から抜くなんて大変そう、

今までなれひたしんだ、パスタやピザを止めることなんて、できるのだろうか?

そう思う方もいらっしゃると思います。

そこで「脱小麦」を続けるためにはコツが4つあるので、それを紹介したいと思います。

「脱小麦」を続けるコツ、4選

①小さい小麦は無視、主食の大きい小麦のみをやめる。

②好きな食べ物は、諦めずに「代用」する。

③平日だけ「脱小麦」をして休日は、心のリセットにする。

④症状の変化を記録してモチベーションを上げる。

これら4つのコツを押さえていただければ楽々と

「脱小麦」生活が続けられます。

①小さい小麦は無視、主食の大きい小麦だけをやめる

まず完璧主義を止め、主食の「大きい小麦」だけを抜いてみることからスタートしてみましょう。

つまりパン、麺類、を完全に止めて、

できればカレーやシチュー餃子、洋スイーツなども止める。イメージです

醤油などの調味料などに入っている様な、小さい小麦はそのまま取ってもらっても構いません。

また、フライや天ぷらの衣など、極端に多くなければ大丈夫です。それでも、案外多くの人がパン食なので主食が変わるだけでも大きな変化があるはずです。

特に高齢になればなるほど、朝食に食パンを食べる人がたくさんいるようです。

朝食にパンを選ぶ理由は分かります。

用意するのはバターやジャム位で調理の必要がほとんどないからやっぱり楽なんですよね。

時間のない朝ですからそうしたくないのも理解できます。

しかし朝食を、ご飯にするだけで体調がみるみる良くなっていきます

もし糖尿病の治療をしている人なら朝のパン食を止めるだけで、血糖値も良くなっていくでしょう

②好きな食べ物は諦めずに代用する

「脱小麦」がうまくいかない人は、いきなりすべての小麦をやめようとしてしまうからかもしれません。

もちろん主食から小麦は外していただきたいと思うのですが、

これまで大好きで食べていたパンやパスタと言うレシピ自体をやめてしまうと、あまりに口寂しくて、すぐにその反動が来てしまいます。

そこで、そんな時は代用食材を活用するのが心にも負担が少ない方法です。

パンやパスタ自体を止めるのではなく、それらの素材を変えて同じように食事を楽しめばいいのです。

今は、小麦代用食材もたくさん販売されているようになりました。

米粉や大豆粉を焼いたグルテンフリーパンはその代表ですね

米粉のパンは冷凍品でも市販されているので、冷凍庫に保存しておけば、朝食時に解凍するだけで簡単に、「脱小麦」生活を実践できます。

グルテンフリーのパスタもかなり広まってきています。

かつては、インターネットでの注文が中心でしたが、

今は一部の大手スーパーでは、グルテンフリー専門のコーナーが設けられるほどになりました。

麺類に目がない人も多いと思いますが、うどんやラーメンを「そば」に変えていけば、かなりの小麦を減らせます。

特に外食では気軽に10割そばを食べられる店が増えていますし、

加えて方や冷麺等のエスニック料理をチョイスするなどすれば、十分に麺料理のおいしさを楽しめると思います。

③平日だけ「脱小麦」をして、休日は心のリセットにする

小麦は、少しでも食べないのに越した事はありません。その意味で言うと小麦の量や回数をいつもより減らすだけでも、体には良い効果があります。

そこでまずはパン屋麺類お菓子などをよく食べる人なら、

パンだけは食べないようにするなど、自分ができるところから始めてみてください。

特にパンは主食として毎日食べる人が多いため、

麺類やお菓子をやめるよりは「パンだけを抜く」と決めると、効果はより出やすくなると思います。

時間がかかるかもしれませんが、それでもずっと続けていれば、体調の変化を感じ取れるようになるはずです。

ただし、しっかりやめたほうがもちろん体には良く、減らせば減らすだけ効果があるのは言うまでもありません。

その意味では、例えば朝だけ小麦を抜くよりは週5日だけ脱小麦にする方がより続けやすくなるでしょう。

なぜなら3食のうち、一食を抜いても結局は毎日小麦を食べているので大きな変化がなく「体調が変わった」と言う感じを得られにくいからです。

そこで、できる人はむしろ平日は完全に小麦を抜いて、休日は家族に合わせて適当に食べるイメージで進めてみるのが良いでしょう

④症状の変化を記録してモチベーションを上げる

「脱小麦」を実践するときに意外と大切なのが自分の症状を「記録」しておくことです。

頭痛がなくなってきたとか便秘が少しマシになってきたとかそんな「脱小麦」で変わってきた体の変化を記録しておけば、継続する手助けになります。

なぜなら、私症状が少し良くなると、人はその事実をすぐに忘れてしまって、当たり前に感じてしまうものだからです。

不快な症状は、ある日突然良くなるわけではありません。「脱小麦」を続けるうちに少しずつ良くなっていくものです。

すると少しずつ良くなっているだけに、最初の頃に比べてどのぐらい良くなったのか記録しておかなければ、頭だけではなかなかわかりにくい面があるのです。

 

中にはせっかく小麦を3週間止めたのに、久しぶりに小麦を食べて頭が痛くなると、「体が小麦粉受付けなくなってしまった!」と不安になって、逆に「以前のような強い体に戻らなくては…」と、小麦を食べる理由を探してしまう人までいます。

だからこそ、脱小麦の食生活では、自分だけが感じられる変化をきちんと記録しておくと、正しく続けていく手助けになるはずです。

項目は人によって異なりますが、

例えば例を上げると食後の眠気、だるさ、お腹の張り、おならの臭い、便の匂い、肩こり、頭痛、アレルギー症状、など体の中の変化は様々あります。

少しの変化でもメモするようにしましょう。