全身をくまなくめぐっている血液についてですが、
一般的に体重の約8%が血液だと考えられています。
例えば体重50キログラムの人だと約4リッターの血液が、
全身の中をぐるぐるめぐって全身に酸素や栄養を運んでくれたり二酸化炭素や老廃物を回収してくれたり、さらには病原菌から体を守ってくれたり
体温を調整してくれたりと我々の生命活動にとても役立ってくれているわけですが
このとてもありがたい血液がドロドロしてしまう原因と言うのはいろいろございます
1番多いのはシンプルに食べ過ぎや飲み過ぎ等が原因で血液中の糖質や脂質が増えているパターンかと思いますが
その他には、何らかの理由で血液の成分と特に赤血球が変形してうまく流れない場合や傷ついた血管の修復のため血小板が集まって、流れが停滞する場合といった具合が様々あります。
とにかくこの大事な血液をきれいに保つ心がけは必須かと思います。
血液サラサラにするのには、どうすればいいの?
①プチ断食
食事をとると食べた栄養が血液に溶けているわけですがこの溶けて栄養が多すぎたり、偏っていたりすると血液がドロドロしてしまうわけですので、
食べない時間を作るプチ断食を実践したり食べすぎないことが血液サラサラの基本です。
実際にカリフォルニア州立大学の研究によると一日のうち、3時間から12時間の範囲で食事をとるプチ断食を実践することで、中性脂肪が低下したり悪玉コレステロールとも呼ばれているLDLコレステロールも減少し、他には血糖値も改善してくれるみたいと発表されています。
ちなみにプチ断食は前回のブログで書いたのでそこをご参照ください。
②玉ねぎ
血液サラサラの代表格としてやはり玉ねぎと思う方が多いと思います
玉ねぎは1年中スーパーなどで出回っているとても手に入れやすい野菜ですよね。
特に春や初夏の時期に並ぶ新玉ねぎは甘みもあっておいしいですよね。
オニオンはラテン語の(真珠)と言う意味の言葉が語源となっており昔から真珠のような神秘的な力を与えてくれる野菜だと考えられてきたそうです。
玉ねぎを切ったときに目がしみるのは玉ねぎの硫化アリルと言う成分のためでこれが空気に触れることでアリシンと言う物質に変わります。
アリシンにはコレステロールを抑え血液が固まりやすくなるのを防ぎ血液をサラサラにするだけではなく血糖値の上昇を抑制や代謝促進疲労回復殺菌などの効果も期待できます。
生活習慣が不規則になると血液の流れが悪くなり血栓ができやすくなってしまうのでこの効果は嬉しいですね。
アリシンを効果的に増やす方法は玉ねぎを細かく刻むことです。
細かく刻むと表面積が増えて効率よく増やすことができますまたアリシンは水に溶けやすい成分なので絡みを抜こうとして水にさらすと逆効果です。
水に5分間さらすことでなんと栄養成分の50%が失われるとも言われていますので水にさらす場合は5分以内にしましょう。
じゃあどうすればいいの?とゆうことですが、
常温で1時間ほど空気に触れさせることでも辛味を抜くことができます、
私はこれでいつも食べています。
油で炒めると吸収率が上がりますが炒めすぎると甘味成分であるプロピルメルカプタンに変化し栄養成分的にはかなりの量がなくなると言われています。
栄養を考える場合は、飴色になるまで炒めすぎないように気をつけたいですねでもカレーの時は飴色に炒めてくださいそのほうが絶対おいしいですよね。