ペットは定期的に餌を食べる必要があります
餌をあげる量、時間、ペットフードは何をあげると良いのか?
食べて良いもの悪いもの知っておかないと大変なことになることもあるでしょう
ここでは餌やりの注意点を紹介します
①ペットに牛乳を与える
信じられないかもしれませんが猫も犬も牛乳を飲んではいけません
牛乳を安全に飲めるのは子犬や子猫だけでそれは犬や猫の母乳のみです
何らかの理由で生まれたばかりの動物に牛乳を飲ませなくてはならない時は、子犬や子猫用の特別な粉乳を買いましょう
牛の乳は、猫や犬の母乳の代わりにはなりません
成犬は牛乳を飲むと下痢や腹痛を起こす可能性があります
猫はたまに、ご褒美として与えても大丈夫ですが、毎日与えてしまうと下痢になったりします
猫のボールに水を入れる代わりに牛乳を入れてしまうと、ペットは脱水する可能性が高くなりますので注意が必要です
②餌を与えるときペットのライフスタイルや年齢を考えていない
人間と同じように犬も猫もそれぞれの年齢やライフスタイルに沿って食事をするべきです
ほとんどのペットフードにはその餌が子犬や子猫用、高齢のペット用もしくは不活発な猫や犬用などが記載されています
中にはアレルギーや食物不耐性などの健康問題を記載したペットフードもあります
また絶対覚えておきたいのが若い動物は歳をとった動物よりも食べる量が多いと言うことですしっかりと成長するためにも栄養が必要なのです
・生まれたばかりの子犬は1日6回
・4ヶ月~7ヶ月の場合は1日に3~4回
・成犬は1日に2回
ご飯を与えましょう
③猫用や犬用の餌にこだわらない
驚くことに犬用の餌を猫に与えたり、もしくはその逆をする人がいます
多くは猫と犬の両方を飼っていてペットが好きなボールから食べることを許可している家庭で起こっています
そのような飼い主は、ペットフードはある特定の動物のために作られていると言うことを理解していません
猫の餌は猫のが必要としている栄養素によって作られています
犬用の餌もまた同じです
猫や犬用の餌にこだわらないと重大の健康問題につながってしまいます
例えば犬の餌にはタウリンが補給されていませんが、猫には必要な栄養素です
犬の餌に入っているタンパク質の量は猫にとっては充分ではありません
逆に猫の餌には犬の餌よりも脂肪とタンパク質が含まれています
犬が猫の餌を毎日食べてしまうと肥満や肝臓の問題を引き起こす可能性があります
④ペットに骨を与える
犬は特に噛むのが大好きですですが愛犬に骨を抑えるのは考えものです
これらの骨が豚、鶏、魚、牛、であるかは関係ありません
どのような骨も特に火を通したものは内部損傷につながってしまう可能性があります骨が鋭いと動物の消化管に穴を開けてしまいます
その上ペットは簡単に骨によって窒息する可能性もあります
喉に突っかかってしまったときに手を入れて取り出すのも非常に危険で不可能です
ペットショップに行くと安心して噛めるような犬のおもちゃがあるのでこれらを使うようにしましょう
⑤ペットに自由にご飯を食べさせる
ベッドに自由にご飯を食べさせると言うのはボールの中にずっと餌を入れた状態です
ペットは好きな時間にドッグフードを食べることができます。
1日を通してペットがお腹を空かせないかどうか心配な飼い主こそ、このような与え方をしてしまいます
自由にご飯が食べさせると通常よりもペットの肥満や加重につながってしまいます
特に犬は食べ物を目にしたとき食べ物の量がコントロールできません
食べ過ぎてしまう人間と一緒ですね
犬の本能によってお皿の上にある餌を全て食べてしまうんです
猫はそこまでひどくはありませんが皿の上に盛られたご飯を1度食べてしまうような猫は過食や肥満につながる可能性があります
1日ペットをお留守番させないければいけない時は1日を通して定期的に少量の餌をペットに与えてくれる自動給餌器を使ってみましょう
⑥猫にツナや生魚を与えすぎる
猫にたまにツナを与えるのは問題ありません
ですが毎日与えてしまうと栄養失調になってしまいますツナの食べ過ぎにより水銀中毒になる可能性もあります
また端にはビタミンEが充分入っていないので脂肪組織炎と言う症状が発症するかもしれません
さらにマグロの味覚的な香りに多くの猫がはまってしまい他の食べ物を拒否する可能性があります
生魚を猫の食事の中心にするのが1番だと思っている人もいますが
これらの食材にはアノイリナーゼが含まれているということを知っておきましょう
この酵素はビタミンB12でもあるチアミンを破壊します
チアミンが不足すると発作食欲喪失さらには猫の死につながる可能性もあります
また猫に生魚を与えると寄生虫感染のリスクが高くなります