『青汁は体には良い物だろうけど、どのような健康効果や本当に健康に良い物なのか?』と気になっている人は多いのではないでしょうか?
青汁の栄養素と健康効果、青汁の種類について詳しく見ていきましょう
青汁とは
青汁は生の緑葉野菜を絞った汁のことです
大麦若葉や明日葉とか様々な種類のものが出回っていますがそもそもは生野菜を絞った汁のことです
とは言え、青汁で使われている野菜は普段食べないようなものが多いと思います
青汁の種類
①大麦若葉
大麦若葉はイネ科の植物になります
ビタミンミネラルそれに食物繊維が多いのが特徴です
②ケール
ケールは野菜の王様と言われます
ビタミンCやカルシウム、マグネシウムが豊富に含まれています
ケールは抗酸化力がとても高い物になります
③明日葉
ナトリウムや食物繊維がとても多く含み
美容や健康の維持に役立つ「カルコン」や「クマリン」が含まれています
④桑の葉
桑の葉には鉄分とカルシウムがたっぷり含まれています
鉄分は納豆の15倍と言われているます
このような野菜が使われている青汁ですが、
青汁に効果があるのかどうか気になる人もいると思います
青汁の働きとメリット
青汁を飲むことによって野菜不足を補うことができます
忙しくて食事が偏ることでつい野菜不足になりがちになりますよね
そこで青汁がとても良いのですが、
ただ青汁だけで野菜の栄養その不足が全てカバーできるわけじゃありませんので普段の食生活はもちろん大事です
青汁に含まれる食物繊維によって便通を促したり腸内環境を改善させる働きがあります
さらに食物繊維は血糖値が急上昇することを抑えてくれます
抗酸化ビタミンと呼ばれているβカロテンやビタミンCビタミンEを補えることです
酸化と言うのはストレスや過労で増えた活性酸素によって体の細胞が錆びてしまうことです
活性酸素によって老化やがんそれに免疫機能低下を引き起こすことがあります
抗酸化ビタミンにはそんな活性酸素を取り除いたりする働きが期待されています
ところで一口に青汁といっても様々な種類の青汁が出回っていますよね
「保健機能食品」として販売されている青汁商品もあればそうでないものもありますが、
一体何が違うのでしょうか?
保健機能食品とは?
一般の食品と医薬品の間に位置づけられたもので、科学的な根拠に基づいて指定されたものです
①「特定保健用食品」通称「トクホ」
②「機能性表示食品」、
➂「栄養機能食品」の3種類に分類されます
「特保」は科学的に機能や安全性がわかっているもので
国の審査を受けた物で、商品にトクホマークがあるので分かりやすいと思います
栄養機能食品は栄養成分の量が国が定めている
基準の範囲内であれば許可なしで表示できます
例えばカルシウムなら「骨や歯の形成に必要な栄養素です」と記載できます
機能性表示食品は販売する事業者の責任で表示するものです
「〇〇の機能があります」と記載されています
一般の食品は機能性を表示したらいけない決まりになっています
このように保健機能食品は定義があって、消費者が商品を選ぶときにわかりやすいように作られたものです
似たような名前で「機能性食品」とか『栄養補助食品」、「自然食品」と言うものがありますがこれらは俗に言ういわゆる「健康食品」ですので明確な基準はありません
つまり保健機能食品以外いわゆる健康食品と呼ばれる商品の場合ははっきりした
基準がないので全く効果がないと言うわけではありませんが、自分が求めている栄養素が補ええない可能性があります
もしビタミンやミネラルなどの不足が気になっている場合は『栄養機能食品』の青汁を選ぶと良いでしょう
栄養機能食品の青汁にはビタミンCや、ビタミンEの量が国の基準値に合っているものがあるので特定保健用食品と機能性表示食品は健康が気になり始めた人で、なおかつ病気ではない人を対象にしている商品です
例えばトクホで認定された青汁には「難消化性デキストリン」と言う食物繊維が含まれているものがあります
お腹の調子を整えて便通を改善させる働きがあります
また「キトサン」が含まれたているものは、コレステロールの吸収を抑えて悪玉コレステロールを低下させる働きがあります
このように保健機能食品としては販売されている
青汁は病気が治ったり予防のために使用できるわけではありませんが、
科学的根拠に基づいた表示がされている効果が期待できるといえます
味を選ぶときのポイント
①味
いろいろなメーカーから青汁が出ていますが自分にとって飲みやすい青汁を選ぶことが大切です
おいしくないとせっかく体のために飲もうとしても続けられないしストレスになってしまいますよね
昔はまずくて当たり前のイメージがありましたが今ではおいしかったり意外と飲みやすかったりする商品も増えているので自分が好きな味の青汁を選んでみましょう
②自分の体の状態や補給したい様子に合わせて選ぶこと
保健機能食品だと明確になっているからわかりやすいです
例えば「最近すっきりしてないお腹の調子を整えたい」と思うなら難消化性デキストリンが含まれたとこの白を選ぶいいし
「ビタミンCを補給したい」と思うなら栄養機能食品の青汁を選ぶと良いでしょう
③自分の生活に合わせた形状を選ぶこと
粉末と冷凍タイプがありますが飲みやすさで選ぶなら冷凍タイプがお勧めです
青汁をそのまま凍らせたものなので素材の風味を感じられるし喉越しもとても良いでしょう
ただ冷凍タイプは流水で解凍する必要があるし、粉末より高いから手間やお金の面も検討して選ぶと良いでしょう
青汁の副作用あるの?
結論から言うと青汁に副作用はありません
何故かと言うと副作用は薬や医療的なことで発生する良くないもののことをいいます
つまり青汁は食品に分類されているので副作用はありません
しかし食品は食べすぎると体によくない影響を与えてしまうことがあります
青汁も他の食品と同様で飲みすぎると体にとってよくない影響が起こる場合があります
例えば青汁には食物繊維が多く含まれているので飲みすぎると腸内環境が整うどころか帰って下痢や便秘を引き起こすことがあります
さらに食物繊維を大量にとると体にとって必要なミネラルやタンパク質まで排出してしまう恐れがあります
青汁をたくさん飲むことで健康を損なうことがあるから1日の摂取量を必ず守るようにしましょう
他にも青汁にはビタミン系や鉄分カリウムが多いから栄養素の制限が指導されている人は気をつけましょう
通院中の人は青汁は飲んでも良いかかかりつけのお医者さんに必ず相談しましょ
青汁は保健機能食品や一般食品に含まれるものなので医薬品ではありません青汁を飲んだら病気が治ったり体が元気いっぱいになったりするわけではないのであくまで補助であることを忘れないでください