私たちが普段食べているものの中には犬が食べてとても危険な食べ物が数多くあります。
なぜ食べてはいけないのか?
食べるとどんな中毒症状を起こすのか?
普段身の回りにあり、その辺に置きっぱなしにして、うっかり食べてしまったり、知らず知らず犬に与えていませんか?
そこで本日は、『犬』が食べてはいけない特に危険な食べ物を8選紹介します
①チョコレート
チョコレートに含まれるデオブロミンという成分が犬に有害です
下痢や嘔吐呼吸の乱れ、痙攣、興奮状態を引き起こします
体質や摂取量によってはショック状態になったり命にかかわる危険にもさらされます
テオブロミンはカカオに含まれているので
ホワイトチョコチョコ<ミルクチョコミルクチョコ<ビターチョコ
と言うようにカカオの量が多く、苦いチョコほどデオブロミンの量が多く危険性が高くなります
②ぶどう
ぶどうの中毒症状の原因ははっきりとわかっていませんが、
犬によっては中毒症状が起こる場合と起こらない場合があります
中毒症状は嘔吐、下痢、急性腎不全などを引き起こします
中毒成分は皮に多く含まれているのでぶどうの皮を置きっぱなしにしたり犬の近くに捨てないようにしましょう
皮も丸ごと食べられるレーズンも犬には食べさせてはいけません
③コーヒー、緑茶
コーヒーや緑茶には神経を興奮させるカフェインが含まれています
そのため犬が飲んでしまうと下痢、嘔吐、呼吸の乱れ、痙攣が起こる場合もあるかもしれません
紅茶や、ウーロン茶もカフェインが含まれているのでだめです
麦茶はカフェインを含んでないので少しなら飲ませても大丈夫です
ただ麦茶はミネラルが多いのでミネラルの摂りすぎないように水で薄めてから飲ませるようにしましょう
④ネギ類、ニンニク
玉ねぎやニンニクなどネギ科の野菜には、
赤血球を破壊する有機硫黄化合物アリルプロピルジスルフィドが含まれています
これらを摂取すると下痢、嘔吐、貧血、血尿などを引き起こし酸素が全身に行き渡らず呼吸困難に陥り重症化すると命に関わります
この中毒性分は加熱しても消えないため玉ねぎを使用したハンバーグやパスタすき焼きなどの残り汁なども与えてはいけません
また同じネギ家の野菜でもニンニクなら獣医さんに見解が分かれていて少量ならオッケーと言う人もいらっしゃいます
ただ自己判断で与えるのは危険なので獣医さんの指導のもと与えるようにしましょう
⑤アボガド
アボカドには中毒症状を引き起こすペルシと言うアボカドに含まれる殺菌効果がある成分が毒素になり体質によっては中毒症状が重くでる場合があります
アボカドの含まれる高い脂肪分が胃腸に負担をかけ消化器官症状をひきおこします
犬が食べると下痢や嘔吐、体のむくみ呼吸困難を引き起こす危険性があります
⑥マカダミアンナッツ
マカデミアナッツの中毒症状の原因ははっきりとわかっていません
ただ犬が食べると嘔吐や痙攣元気がなくなるぐったりするなどの症状が見受けられます
⑦アルコール飲料
犬はアルコールを分解できる酵素を持っていません
少しでもアルコールが入ると急性アルコール中毒の危険性があります
宴会など大人数の酒場で盛り上がっていると知らないうちに犬になめられてしまうこともあるのでお酒があるとかでは犬から目を離さないようにしましょう
⑧キシリトール
犬がキシリトールを摂取すると血糖値を下げるインスリンが大量に分泌されることにより
低血糖症が引き起こされます少しの量でも嘔吐や大量のよだれぐったりするなど体に悪影響を与えます
まとめ
私たちの食べている食材でも犬にとっては絶対に食べてはいけないものが数多くあります
もし食べてしまって中毒症状を起こしたり、病気になって最悪の場合死に至ってしまう可能性も十分あります。
特に手作りで犬の食事を作る場合は細心の注意を払って作るようにしてください。