お餅やお団子などに使われるきなこには、様々な美容健康効果があるとされ、今やスーパーフードとして愛用されている食品でもあります
最近ではダイエットなどにも活用され、美容や健康に欠かすことのできない食品として注目を集めています
しかし、美容、健康やダイエットにも良いといっても活用の仕方を間違えると逆効果になってしまう場合もあります
今回は、きなこに含まれる成分、きなこの美容健康効果、きなこダイエットの方法などをご紹介します
きなこに含まれている成分とは?
きなこは大豆を粉状にしたものであるので、大豆特有の大豆イソフラボン、サポニン、レシチンといった成分が含まれています。
また、細胞の生成に欠かすことのできない葉酸、鉄分やマグネシウムなどのミネラル、食物繊維なども豊富に含みます。
これらの成分によって、次でご紹介するような様々な美容や健康効果が期待できます
きなこをとると体に起こる美容、健康効果
①美肌効果
きなこに含まれる大豆タンパク質には、肌の潤いを保つセラミドを増加させる効果があり、セラミドが不足すると肌の水分不足でカサカサの乾燥肌に陥ります。
また、キノコに含まれる大豆イソフラボンにはコラーゲンの生成を助けて、美肌へと導く効果があります
②腸内環境改善効果
きなこには腸を健康に保つ善玉菌の餌となる、大豆オリゴ糖が含まれているので、腸内環境の改善効果が期待できます
また豊富に含まれる食物繊維によって、便秘の解消効果も期待できます
③バストアップ効果
きなこに含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンの一種、エストロゲンに似た働きをします。
通常、バストが大きくなるには、エストロゲンの働きが必要であり、それと似た働きをする大豆イソフラボンをとると、乳腺細胞が増殖し、バストアップ効果が期待できます
④アンチエイジング効果
大豆イソフラボンには強力な抗酸化作用があるため、肌の老化の原因となるシミやシワを防ぎ、アンチエイジング効果が見込めます。
⑤ダイエット効果
きなこに含まれる大豆イソフラボンや大豆サポニンには基礎代謝を向上させ、脂肪の分解を促す効果があるため痩せやすい体作りの手助けになってくれます。
またサポニンには中性脂肪の蓄積を防ぐ効果があるので、ダイエットに適した食品といえます。
きなこダイエットの注意点
いくらきなこがダイエットや健康に良いからといって摂りすぎるのは良くありません
きなこダイエットで痩せたと言う人もいれば逆に太ったと言う人もいるほどです
きなこのカロリーは大さじ1杯7グラムで約31kcalですので、摂りすぎるとそれだけカロリーを摂取することになります
また、大豆イソフラボンはきな粉大さじ1杯に約20mgほど含まれています
1日の推奨摂取量が70〜70mgである大豆イソフラボンを摂りすぎると、ホルモンバランスが乱れて、体調を崩す原因となり、体調を崩すとダイエットが頓挫してしまいます
きなこ大さじ3杯強とると、1日の推奨摂取量にいたしますが、味噌汁や豆腐などでも大豆イソフラボンは摂取しますので、きなこは1日2杯までを目安としてください
きなこダイエットの効果的な方法
きなこ大さじ2杯までを1日の目安にすれば良いとわかったところで、きなこを取るタイミングを見ていきましょう
きなこなどの食物繊維の豊富な食品を朝食で食べると血糖値の上昇を抑えるので、朝食で大さじ1杯をとってその日の糖質の吸収を穏やかにしましょう
残りの1杯は、自分の好きなタイミングやルールでOKです
きなこは腹持ちが良いので、きなこヨーグルトなどを感触として食べると効果的です
きなこは1日2杯まで生原酒とすれば、美容やダイエットなどに効果を発揮するのでしょう
様々な食品と思うので、味噌汁に入れたり、ヨーグルトに入れたり、温かい牛乳や豆乳に入れて飲むと良いのではないでしょうか。