あなたはいつもどこでオリーブオイルを買っていますか?
ほとんどの人がスーパーとか食品量販店とかですよね
実はスーパーで売られているものの約8割が「偽物」のオリーブオイルだと言われているのはご存知でしたか?
しかも偽物のオリーブオイルでは健康効果を得るどころか体にとって悪影響が出る可能性もあると言われています
今回はオリーブオイルの本物と偽物を見分ける選び方を4つ紹介します
①オリーブオイルの分類を正しく理解する
オリーブオイルの本物と偽物を見分ける正しい入選び方で重要なのはオリーブオイルの分類について正しく理解しておくことです
そもそもオリーブオイル偽物ってなんですか?と疑問に思われる方もいるかもしれませんね
まずは前提となるオリーブオイルの分類についてご紹介いたします
国際オリーブ協会によって、オリーブオイルが分類されていることをご存知ですか?
バージンオリーブオイル、生成オリーブオイル、ピュアオリーブオイルなど9つの分類がありその中で1番品質が高いのはエクストラバージンオリーブオイルです
いわゆる「本物」のオリーブオイルとはこのエクストラバージンオリーブオイルを示します
国際オリーブ協会に加入している国々はこのような世界共通の基準でオリーブオイルを分離しているのです。
もし学校で問題等日本が国際オリーブ協会に加入していないこと日本のオリーブの分類はJA S(日本農林規格)の基準に従って行われます
JASのオリーブオイルの分類はオリーブオイルと精製オリーブオイルの2つで、人によってはエクストラバージンとピュアと分類する場合もありますがこちらの呼び方にせよ2つの区分しかありません
そのため国際オリーブ協会の基準より「エクストラバージン」を名乗るためのハードルが低く設定されていて国際的には記事を満たしていないオリーブオイルが「エクストラバージンオリーブオイル」として販売されているのだそうです。
もちろん日本でも世界的な基準を満たしているバージンオリーブオイルが販売されている事はあります。
しかしそうではないものも大量にあるため「偽物」「本物」と呼び分けられているようです
そうした背景を理解した上でオリーブオイルを選ぶといいかもしれませんね
②ボトルの遮光性で判断する
ここからは実際に選ぶときに何を基準にするのかと言うポイントをご紹介いたします
オリーブオイルの本物と偽物を見分けるには入っているボトルが遮光性のあるものかどうかで考えることができるそうです
これはオリーブオイルが光にとても弱いと言う性質を持っているため、オリーブオイルの品質を重要視する生産者はおそらくそうしたオリーブオイルの性質を理解して製造しているのでしょうか。
光に弱いオリーブオイルを守るためにボトルにまで気を遣っているので、本当に品質の良いオリーブオイルであると考えることができます
遮光性のあるボトルは、ボトル自体に色が付いていることが多いです
中でも茶色のボトルが一般的に扱われますまたあまり見かけませんがより遮光性が高いのは黒色のボトルだそうです
その他にも赤色や黄色、緑などのボトルも高い遮光効果が見込めるようですのでオリーブオイルのボトルを開ける時はぜひ参考にしてください
③JOA認定マークがあるかで選ぶ
本物のオリーブオイルを極めるために日本で有効な目印がJOA認定マークだそうです
日本のオリーブオイルの基準は国際オリーブ協会の基準よりもハードルが低いです
ですがこれでは日本のオリーブオイルの品質保証されませんよね
そこで一般社団法人日本オリーブ協会が独自に国際オリーブ協会に加入してその基準を満たしたオリーブオイルに認定マークを与えているそうです
それがJOA認定マークと呼ばれているのです
つまりこれがある日本のオリーブオイルはJASの基準よりも厳しい国際オリンピック協会の基準を満たした「本物」のエクストラバージンオリーブオイルだといえます
④酸度を確認する
国際オリーブ協会の基準ではエクストラバージンオリーブオイルは酸度が0.8%以下と定められています
ちなみに日本のJAS規格のオリーブオイルは酸度が2.0%以下であればエクストラバージンオリーブオイルと名乗ることができるそうです
エクストラバージンオリーブオイル認定の基準はこれだけではありませんがこの数値を確認することができれば偽物である可能性を下げることができそうです
ですが日本で扱うオリーブオイルのラベルには酸度が表記されていない場合もあります
その場合は酸価が記載されているはずなのでその数値をもとに計算する必要があるそうです
酸化から酸度を求める場合の計算式は「酸価× 0.503」だそうですのでこの式に当てはめて0.8%以下のものを選ぶと良いでしょう
まとめ
偽物と呼ばれるオリーブオイルの中には腐ったオリーブオイルを原料にした粗悪なものや、オリーブオイルが光にさらされ参加したもの別のものを混ぜることで水増しを行ったものなど健康食品と言う風には程遠い低品質のものも数多くあると言われています
また残念なことにオリーブの偽物の数自体も少なくありません
過去にカルフォルニアで行われた調査ではエクストラバージンオリーブオイルとして売られているオリーブオイルのうち70%近くが基準を満たしていないと言う結果が出たこともある方オリーブオイルの偽物数多く出回っているようです
腐ったオリーブを原料にしている偽物の場合食べることによる健康効果どころか悪影響が出る可能性もあるでしょう
商品名やキャッチーな売り文句だけで本物だと判断するのではなく酸度の基準や認定マークなどを確認して本物のオリーブオイルを探してみてください