皆さんは自宅で炒め物や揚げ物を作るときどんな油を使いますか?
ほとんどの人が使うのはサラダ油ではないでしょうか?
動物性油油よりもヘルシーで健康に良いとされているサラダ油は安くてコスパが良いイメージがあります。
料理によく使う油は安い方が家計にも助かるのが現実です
しかしサラダ油には健康被害を与える成分や製造過程に起こる危険性があることをご存知でしょうか？
一番身近な油サラダ油に危険性があるなんて驚きですよね
毎日の食卓に並ぶ料理には、サラダ油が使われていることが多いので今からの情報は知っておくべきだと思います
そんなサラダ油にしても健康被害の危険性について見ていきましょう
サラダ油とは
普段何も気にせずに使っているサラダ油はどんなものかご存知でしょうか?
サラダ油の危険性の前にサラダ油について知っていましょう
実はサラダ油は、日本独特の油なんです
サラダ油の語源は、サラダにつけて食べられる食用油としてできたからなんです
今では理解できますが、開発当時の1924年日本ではサラダを食べる習慣はあまりありませんでした
そのため、サラダ用の油（ドレッシング）と言うのは斬新なアイディアでした
サラダ油は、菜種、とうもろこしなどの日本農林規格によって定められた9種類が使用されています。なおかつ日本農林規格の基準に足した原材料のみ使っていることが、サラダ油の定義です
なおかつ低温でも白濁したり固まらないことが特徴です
わかりやすい例では、サラダ油が使われているマヨネーズです
さらにサラダ油は原材料の1つが使われているものを言い、
2種類以上の場合は調合サラダ油といいます。
これらが、サラダ油の特徴です。
サラダ油の危険性
・トランス脂肪酸の取りすぎは病気のもと
サラダ油の製造過程には、実は危険が潜んでいるんです。
その1つには、トランス脂肪酸があります。
天然の状態なら不飽和脂肪酸はシス型なのですが、高熱処理を加えることでトランス脂肪酸に変化します
このトランス脂肪酸は、様々な健康被害があると言われています。
事実、アメリカでは既に使用を全面的に禁止しています
なぜならトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増加させてしまい病気のリスクが高まるからです
そのため、肥満の原因や心疾患へのリスクが高まってしまいます
そして妊娠中の場合は胎児へのの悪影響を及ぼす可能性もあります
人によっては、アレルギー体質になってしまうなどトランス脂肪酸、これがサラダ油の製造工程における健康被害の1つなのです
・ヒドロキシノネナールが蓄積する
サラダ油の主成分は、オメガ6系に入るリノール酸になります。
リノール酸は、人間の体では作れない必須脂肪酸の1つです。
このリノール酸を200度以上の熱で加熱した場合、毒性の物質ヒドロキシノネナールが発生します
加熱をしなかった場合でも体内にリノール酸が入り、酸化ストレスがかかってしまうと同じく発生します
このヒドロキシノネナールの怖さは、体内に蓄積していくことでリスクが高まります
ヒドロキシノネナールが蓄積した場合、細胞にダメージを与え臓器などの細胞を変化させてしまいます
最悪の場合、ヒドロキシノネナールの攻撃で死に追いやられることもあります
これにより、動脈硬化を引き起こしたり臓器の低下といった症状を引き起こすことにもなります
日本人はアルコール分解酵素が少ない人が多いのでヒドロキシノネナールが蓄積しやすいのです。
これが欧米諸国と比較して日本人は、アルツハイマーや精神病が多い理由なんです
・植物性油より動物性油？
サラダ油における健康被害のリスクがあるのなら、動物性油が良いのではと考える人がいます
今まで健康を考えてサラダ油を選んで行った人なら混乱しやすいポイントです。
実は油に含まれる脂肪酸にはそれぞれ特徴があり、バランスよくとることが大事なんです
サラダ油ではない安全な植物性油と動物性油、魚類系の油〔DHAやEPAが多く含まれます〕それぞれ取るようにすれば良いです
日本人の基本的な食生活なら、自然にバランスよく摂取できるようになっています
しかし近年の食生活の変化によって、加工品を使用する食生活に危険が潜んでいるんです。
油はそんなに使っていない!と思っていても、マヨネーズやドレッシングなど使っていませんか?
さらに菓子パンやスナック菓子やインスタントラーメンなどもサラダ油が直接ではなくても、様々なところで使われています
サラダ油の健康被害を考えるのならば、根本的な食生活を見直すことも重要ですよね
・植物性油で選びたい油の種類
植物性油を摂取するためには、どの油を選ぶか知りたいですか?
バランスよく油を取るためには、良性の植物油が必要です
ドレッシング用のサラダ油の代わりのオススメは、えごま油と亜麻仁油です
この2つの油の主成分は、αリノレン酸です血液をサラサラにする効果があります
ただし酸化しやすいので炒め料理には向かないので
揚げ物や炒め物の場合はごま油がお勧めです
ごま油には、強抗酸化成分が含まれています。そのため揚げ物で高温加熱用しても酸化を防ぐことができます
そして良い油の代表的なオリーヴ油もオススメですが、偽物や劣化に注意が必要です。
そのため値段ではなく、生産者が明記されているものや、瓶が遮光瓶であるかなど見極めが必要です
そして1〜2ヶ月ほどで使いきれる分量のサイズを選びましょう
なぜなら、長くたつと酸化が進んでしまうからです
サラダ油の危険性を避けて、良質の油に積極的に変えていきましょう
こんな身近なサラダ油に、こんなにも健康被害へのリスクがあったなんて驚きですよね
何も疑わずに当たり前のように使っていたサラダ油そんなサラダ油を今すぐに良質な油に変えてみませんか?
サラダ油を使わず、良質の油に変えただけで体内の状態が変わります
中性脂肪の数値が下がり、血液の老化を防ぐことにもなります自分のためだだけでなく、家族やお客さんの為にも大事なことです
みんなの健康を望むなら、今すぐ良質の油にチェンジしていきましょう
