厚生労働省のホームページによると日本では100人に3から7人の割合でこれまでにうつ病経験したことがあると言う調査結果があります
厚生労働省が3年ごとに行っている調査によるとうつ病腹部気分障害の患者が近年急速に増えていることが指摘されています
・ちょっとしたことで気分が悪くなる
・何をするにもやる気が出ない
・イライラして周囲に当たってしまう
・朝すっきり目覚められない
このような方は気をつけてください
悪化してうつ病になってしまわないために食事をしっかり学び食事のことをしてほしいと思います
食事の取り方栄養の取り方はあなたが思っている以上に心の健康に影響与えています
うつ病を消すための食べ物、栄養の取り方
目次
①タンパク質を取る
②女性は鉄分を取る
③肉は何をどのように取れば良いのか
④質的な栄養失調から抜け出す方法
⑤白い砂糖は減らしなさい
⑥狂った脂肪は即止めなさい
①『タンパク質』をたっぷりとりなさい
私たちの筋肉や骨、皮膚、髪の毛などはタンパク質から作られています
私たちが生きて行く上で欠かせないのがタンパク質です
心や体の健康に直接影響与えています、うつ病と言うのはタンパク質不足から来ていることが多いです
子供も大人もタンパク質を常に体に取る必要があります
大人の場合1日に200~300gのタンパク質が分解されますそのうち50~70gを食物として食摂取しなければなりません
しかしタンパク質を取りたくてもそんなにたくさんお肉を食べられないひとはタンパク質不足に原因があります
胃や腸などの消化管そのものがタンパク質でできています
そのためタンパク質が不足すると胃腸が健康に働かなくなります
最初はプロテインなどを少量でも追加してタンパク質を取り続けることで胃腸を整えることが大事です
②女性はどんどん『鉄分』を取りなさい
女性の鬱やパニック障害とみられる多くの症状は鉄不足が原因です
特に月経時の時血液と一緒に鉄分も排出されてしまいます
それによって慢性的に深刻な鉄不足に陥っています
日本の女性が鉄不足になる要因は食生活にあります
欧米諸国の女性は鉄分を多く含む肉を日本人の3倍食べるため鉄不足はあまりありません
日本人の中でも男性は女性よりも肉を食べる傾向にあるので男性も鉄不足が少ないです
厚生労働省の国民栄養調査によると日本人の鉄摂取量は約70年前の1950年から約6分の1まで減少しています
理由は加工食品を食べることが増えているからです
鉄には肉や魚に含まれるヘム鉄とほうれん草など野菜や果物に含まれる非ヘム鉄があります
非ヘム鉄の吸収率はヘム鉄の10分の1しかないので、ほうれん草などの野菜で摂取するにはバケツ4杯分ぐらいの量が必要となってきます
しっかりと肉と魚に含まれるヘム鉄をとってほしいと思います
③『肉』をどのように取れば良いのか
魚のタンパク質は良質ではあるものの鉄が含まれるのは赤身だけで魚だけでタンパク質の必要量を取る事は難しいです
例えば秋刀魚は骨を除くとその半分になってタンパク質を30グラム取るためには3日から4匹食べる必要があります
一方に肉であれば牛肉をすき焼きにすれば200グラムを食べるのは容易でタンパク質も30グラム以上取ることができます
魚よりも肉を食べた方が効率よくタンパク質を摂取することができます
特に牛肉はタンパク質、鉄、ビタミン等のミネラル類が豊富で霜降り肉よりも明美の方が良質な脂肪酸(オメガ3脂肪酸)をたくさん含んでいてお勧めです
豚肉に関してはタンパク質や鉄分が豊富な上エネルギーの代謝を促すビタミンB1を多く含みます
100グラム食べるだけで日本人の成人男性の1日に必要な量の85%を取ることができます
鶏肉は消化が良く肝臓の機能を高めますそして体全体の老化を防ぎます
④質的な『栄養失調』から抜け出す方法
肉ができるだけ安全なさんちのものを選んでほしいと思いますアメリカ牛はホルモン剤や抗生物質が使用されていてがんのリスクが指摘されています
一方日本、ヨーロッパ、オーストラリアの牛肉は比較的安全だと言われています
食品添加物については神経質になりすぎないことですしっかりとタンパク質をとって内臓機能が働いていれば大丈夫です
卵は完全栄養食品と言えるので1日2個以上取ることをおすすめします
魚はマグロ、カツオなどの赤身盛りに良質なタンパク質と鉄が含まれています特に牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほどタンパク質と鉄が豊富に含まれています
⑤白い『食べ物』を減らしなさい
生成物質である白米、小麦粉、砂糖を食べると血糖値がどんどん上がっていきますそうなると鬱とかパニック障害を生じやすくします
砂糖と言うのは特に控えるべきです
最初は糖質を無理して減らすよりも肉や魚チーズや卵を取ることです
つまり糖質を制限するよりもタンパク質をたくさん取ることをイメージしたほうがうまく進められやすいと思います
⑥危ない『脂肪』は即止める
トランス脂肪酸と言うのは体に害をもたらしますトランス脂肪酸を過剰にとると心筋梗塞などのリスクを高くなります
また肥満やアレルギー疾患との関連性もあると言われています
アメリカでは2018年の6月からトランス脂肪酸の食品添加を禁止しました
日本ではトランス脂肪酸の害について欧米とは食生活が異なるためほとんど認知されていない現状です
トランス脂肪酸と言うのはマーガリン、コンビニの菓子パンなどに含まれています
さらにサラダ油にもトランス脂肪酸が含まれているため油を使うならえごま油などの油を使ってください
またコンビニの野菜と言うのは促成栽培したものばかりでビタミン、ミネラル等の栄養はほとんど期待できないと思います
野菜ジュースや果物ジュースには砂糖が大量に含まれているためスポーツドリンクやチューブタイプのゼリーも大量の砂糖が入っていますこれらのジュース等は飲まない方が好ましいと思います