料理

包丁の切れ味が悪い!砥石(といし)がなくても大丈夫!包丁の切れ味を復活させる簡単な方法とは?

料理をしていると、ふと感じる瞬間「包丁の切れ味が悪い」!

そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?砥石(といし)を出して包丁を研ぐのはめんどくさい、砥石を持っていない!など包丁の切れ味を復活させるのもちょっとした手間ですよね。

そこで、今回は茶碗や湯呑を使って包丁の切れ味を復活させる方法をご紹介します。

茶碗・湯呑みで包丁を研ぐ方法

茶碗や湯呑みは表面はツルっとしているのが多いですが、裏返すと底の部分はザラザラした部分があります。そこを砥石の代わりに活用します。

1)包丁を水で濡らします。

2)茶碗、湯吞みをひっくり返します。

3)包丁の刃を斜めにあてて擦ります。角度は5~10度

4)2分ほど続けると、包丁の切れ味が良くなりますよ。

包丁の切れ味を陶器で戻す方法は、陶器砥石を使って包丁の刃を整えることです。以下はその手順です:

  1. 陶器砥石の準備: 陶器砥石を水に浸します。これにより、砥石の表面が適切に潤滑され、包丁の刃がより滑らかに研げます。
  2. 角度の調整: 包丁の刃を砥石に20度から30度の角度で合わせます。正しい角度で保持することが重要です。角度が浅すぎると切れ味が戻りませんし、深すぎると刃を傷つけてしまう可能性があります。
  3. 研ぐ動作: 包丁の刃を陶器砥石に対して軽く引きます。包丁の刃を切り口から刃先に向かって引く動作を行います。片方の面を数回研いでから、包丁を反転させてもう一方の面を同じように研ぎます。
  4. 軽い圧力を保つ: 研ぐ際、適度な圧力を保つことが重要です。包丁を研ぐ際に強い圧力をかけると、刃が傷つくことがあります。
  5. 刃を整える: 包丁の刃が整ったら、切れ味をテストしてみてください。必要に応じてさらに研ぐことができます。

陶器砥石は、包丁の刃を整えるのに有用な道具ですが、包丁の刃を実際に削るのは得意ではありません。包丁が非常に鈍くなっている場合、初めに粗い砥石を使用して刃を整え、その後細かい砥石や陶器砥石を使用して仕上げることがおすすめです。刃の保護と切れ味の維持のために、包丁の定期的な手入れが大切です。

実際に試してみた結果!

切れ味の悪い包丁でトマトをカットすると力を入れないと切れませんでした。

一方、茶碗の底で包丁を研いだ結果、スッと力を入れずにトマトを切ることができました。

砥石が無い方や取り出すのが面倒な方は、オススメする包丁の研ぎ方です。

コツ ・注意点

茶碗、湯呑みの底で研ぐ方法は、応急処置として活用してくださいね。切れ味が悪くなりすぎてる場合は、専門の業者にお願いするのがオススメです。

包丁を研いだすぐだと、金属臭がしてしまい、食材にその臭いが移ってしまうこともあります。調理の途中に包丁を研ぐのは控えた方がいいですよ。

まとめ

・茶碗や湯呑の底部のザラザラした部分を砥石代わりにして包丁を研ぐ方法を紹介。

・包丁は水で濡らし、茶碗や湯呑みを裏返しして5~10度の角度で擦ると2分で切れ味が向上。

・研いだ直後の包丁は金属臭がする可能性があるため、調理中の研ぎは避ける。