コーヒーには300種類以上の成分が含まれており、心臓病や脳卒中の予防や癌、糖尿病などの病気の予防や脂肪燃焼促進のダイエット効果など近年様々な美容、健康効果が注目されています。
コーヒーは『眠気覚ましの薬』として医療目的で飲まれていた歴史もあります
コーヒーはそれだけで飲んでも楽しめますが、コーヒーと一緒に何かを食べるのが習慣化している人もいると思います
ですがコーヒーと一緒にとると美容や健康に良くない食品の組み合わせも存在します
コーヒーとの相性が悪く一緒に取るのを控えるべき食品8選についてご紹介いたします
コーヒーとの食べ合わせを意識すべき注意点
①コーヒーの利尿作用
コーヒーに含まれている成分で最も有名なのが「カフェイン」です、
カフェインは植物由来の成分で日本茶、抹茶、紅茶、緑茶やウーロン茶、カカオ豆などにも含まれます
最近ではエナジードリンクなどにも多くのカフェインが含まれていてカフェイン中毒の人も多く見受けられるようになりました。
カフェインには覚醒作用や利尿作用があり、体内に老廃物を排出したり、眠気を覚ましたい時、ときに役立つ成分です
特にこの利尿作用が悪い方向に作用することもあり、これがコーヒーとの食べ合わせを意識すべき理由の1つです
例えばある食品と一緒にとるとコーヒーの利尿作用により、せっかくの栄養素が吸収されないまま体外へ排出されてしまう恐れもあります
②タンニンは鉄の吸収を妨げる
カフェイン以外にも、コーヒーの渋みの素である「タンニン」が含有量の多い成分として有名です
「タンニン」はポリフェノールの仲間で、強い抗酸化作用があり、老化やがんの原因となる活性酸素を除去して、血管や細胞の老化を抑える役割があります
鉄分が多い食品と一緒に「タンニン』をとると、鉄分の吸収を阻害するなどの悪影響が発生する恐れもあります
鉄の吸収を妨げる食べ合わせとして鉄とタンニン(コーヒー、紅茶、緑茶)、フィチン酸(玄米、ライ麦パン)、食物繊維はあまり良くないので過剰摂取は控え、食事と一緒にコーヒー、濃いいお茶を飲むのは控えましょう
以上のようにコーヒーとの食べ合わせが、美容や健康の面において、非常に重要になってくることもあります。
コーヒーとの相性が良くない食品の組み合わせについて紹介します
普段あなたがコーヒーと一緒にとることが多い食品と照らし合わせチェックしてみてくださいね
コーヒーとの相性が悪い食品の組み合わせ7選
①カカオ豆
チョコレートとコーヒーの相性は絶妙ですが、実はこの組み合わせは健康面から見るとあまりお勧めできません
コーヒーにはカフェインが含まれています1日当たりの摂取量の目安は3~4杯にあたりますが、
チョコレートにもカフェインが含まれていますですので、コーヒーとチョコレート一緒にとるとカフェインの過剰摂取になる恐れがあります
カフェインの過剰摂取は、睡眠障害や脱水症、吐き気、手足のしびれ、動機などの症状を引き起こす可能性があるので注意しましょう
②糖類の多いお菓子
チョコレートと同様に、コーヒーと甘いお菓子の組み合わせは最高ですが、これも美容や健康には良くありません
お菓子は糖質が多いものを。コーヒーと会うからといって、糖質を必要以上にとると、中性脂肪に変わって太ってしまいます。
カフェインには糖質がエネルギーとして消費される前に中性脂肪に変えてしまう働きもあります
そのため血液をドロドロにして脂肪を増やす原因にもつながり、糖尿病になる危険性もあるので控えましょう
③薬
風邪薬などをコーヒーで飲むのは良くないことだとは誰もが理解していることだと思いますが、これはサプリメントにも当てはまります
サプリに含まれる栄養素がカフェインと結びつき、栄養が吸収されずに体外排出される恐れがあるためです
これはコーヒーに限らず緑茶やウーロン茶、紅茶等のカフェインを含む飲み物でも同じことが言えます
サプリメントや風邪薬を飲むときは、水や白湯等で飲むようにしましょう
④ひじきなど鉄分の多い食品
コーヒーに含まれる「タンニン」には鉄分の吸収を阻害する働きがあります
そのため、ひじきや国産大豆、あさり、プルーンなどの鉄分の多い食品とコーヒーの同時摂取、または食後に飲む事はお勧めできません
またお肉や豆類、レバー、牡蠣、ほうれん草などの鉄分が比較的豊富に含まれる食品もなるべく避けるようにしてください
⑤防カビ剤を使用した果物
防カビ剤は主に海外輸入のオレンジやレモン、グレープフルーツなどの柑橘類、バナナなどの農産物に使用されています
防カビ剤とカフェインが反応すると発がん性物質が生じる恐れがあるため、これらの相性は良くありません
これらの果物が国産のものなら問題はありませんが海外さんのものだと、防カビ剤を使用していることがあるので注意が必要です
コーヒーと一緒に食べな場合でも子供や妊婦さんは特に控えるようにしましょう
⑥亜鉛の多い食品
コーヒーに含まれるタンニンには鉄分の吸収を阻害する働きがあると述べましたがこれは亜鉛も同様です
亜鉛が不足すると、味覚障害や免疫力の低下、爪や肌、髪のトラブル、発育不良などを引き起こす恐れがあります
ですので牡蠣やかぼちゃ、ナッツ類などの亜鉛の多い食品との同時接種、もしくは食後に飲むの控えましょう
⑦タバコ
これは食品ではありませんが、タバコを吸いながらコーヒーを飲む人も結構いるかと思います
タバコもニコチンが依存性物質であることからコーヒーを飲むとタバコが吸いたくなるのは薬理的な作用といえます。
タバコにはタール、コーヒーにはカフェインが含まれ、どちらも唾液量の分泌を低下させます。
唾液が少ないと歯や舌の表面についた汚れやタールが残ることで口臭が悪化します。
まとめ
コーヒーを飲む習慣がある人は食べ物を食べながらコーヒーを飲む人もいると思いますが、
食べ合わせを考えないと美容やダイエット健康やにも良くない効果が表れてしまうので注意してください