人間が野菜を食べると健康に良いように犬にも食べると健康に良い野菜があります
基本的に犬は「間欠採食」と言って1度にたくさん食べて、その後はしばらく食べない(食べられない)と言う食事方法です
もともと犬は肉食動物でしたが、人と暮らす中で雑食動物へと変化してきたと言われています。
基本的には総合栄養食のドッグフードを与えていれば健康的に成長することが可能です
しかし疾患や便秘など犬の体調の変化によっては野菜などの植物から必要な栄養摂取した方が良い場合があります。
犬に野菜や果物を与える場合、「種、皮、茎、芯』取ることが大切です
皮や茎、硬い芯には中毒物質も含んでいる場合もありますし、喉や食道に詰まってしまう場合もあります
今回は犬が食べても大丈夫な野菜の栄養素や期待される効果についてまとめています
犬が食べられる野菜
野菜好きの犬は意外と多いと聞きます。実際の私の犬もキャベツが大好きです
ここでは犬が食べても大丈夫なおすすめ野菜を紹介します
犬が少し不調の時はドッグフードに少量混ぜて与えても良いと思います
①キャベツ
キャベツは水分と食物繊維が豊富に含まれていて食感も犬に好まれると思います
キャベツは便秘予防になり生のキャベツをバリバリ食べる犬にもさっと茹でて与えるのがベストです
生のままだと吐き戻しをする場合があるので要注意です
キャベツはアブラナ科なので甲状腺に問題がある場合は少量にしておきましょう
②にんじん
にんじんは生のまますりおろしたスティック状にして茹でて与えるのがベストです
にんじんには目の弱い犬にとって嬉しいβカロテンが豊富に含まれていますまた利尿作用もあります
Βカロテンは加熱した方が吸収率が上がります
犬のおやつとしても最適な野菜だと思います
③ブロッコリー
ブロッコリーは与える前に房の硬い部分を茹でます
免疫力を高めるビタミンCを多く含むブロッコリー
芯の部分は食物繊維が多く下痢をする場合があるので注意してください
④大根
大根は生のまますりおろしたゆでて刻んで与えます
大根の葉にはビタミン、ミネラル、カルシウムが豊富に含まれているので
熱を加えてから与えるのもよし、血液をサラサラにしてくれる大根は便秘解消にも良いでしょう
皮膚や歯、骨を丈夫にしてくれます
⑤かぼちゃ
かぼちゃは茹でて与えます利尿作用や有害物質を排除してくれます
人間も同じですが皮と身の間に栄養が詰まっているので、皮のついたまま与えてあげるのが良いでしょう
かぼちゃは太りやすい食材なので与える量には注意が必要です
⑥サツマイモ
焼くか蒸すか、茹でて与えます
犬にとってサツマイモは甘くて大好きなおやつです市販のおやつでもサツマイモを使ったものは多いと思います
食物繊維が豊富なので便秘解消には良いでしょう
カロリーが高く糖分が多いので与えすぎには注意しましょう
⑦きゅうり
食べやすいスティック状にして与えます
夏場の暑いときには水分補給になるのでお勧めですしかし水分が多いため下痢をする場合があるので量は少なめで与えましょう
犬は肉よりの雑食動物のため野菜の消化が苦手気味です
野菜を与える場合は茹でたり蒸したりしてあげるようにしましょう