食品の中にはそれ自体のカロリーがあり、それを消化するためのエネルギーの方が大きい食品も存在すると言うことなんです
最近様々なダイエット法が提唱されています、糖質制限ダイエットや置き換えダイエットなどもそのひとつです。
ダイエットは摂取したカロリー以上のカロリーを消費できるかが基本でこれをいかに達成するかが大切です
低カロリーの上に消費エネルギーの高い食品を食べれば、その余ったエネルギーを他の食品の消化に回せると言うことです
食べた分だけ痩せることができるかも?マイナスカロリー食品9選
①セロリ
セロリは約75%が水分で構成されており、のこりは食物繊維などの栄養素でできています。
セロリ1本食べることでの摂取カロリーが約5Kcal、
消化によって消費するカロリーが50Kcalとおよそ10倍と言われています
水にはほとんどカロリーがありませんが、セロリにはカリウム、ビタミンE,ビタミンAなどのビタミン、も豊富に含まれています
またセロリは食物繊維も多く含み、腹持ちも良く消化機能を高めてくれるので、便秘でお悩みの人にとっても最適な食品なのです
食事の前にサラダとしてたべるのはとてもおすすめです。
セロリを市販の浅漬けの素で漬けると、簡単でセロリ独特の風味も緩和され美味しくいただけますよ!
②レモン
レモンはクエン酸、ビタミンC、ポリフェノール、リモネンが豊富に含まれています
①クエン酸…酸っぱさで気分がシャキッとします
②ビタミンC…美肌効果
➂ポリフェノール…抗酸化物質を含み、油ぽい食品の緩和
④リモネン…レモンの皮に含まれるリラックス効果のある成分
レモンの匂いを嗅ぐだけでも交感神経を高めて空腹ホルモンを抑え、満腹ホルモンの分泌を促してくれ、ダイエット効果があると言われています
食事の20分前にレモン水を飲んでおくと食欲そのものを抑えて食べ過ぎにブレーキをかけてくれます
レモンのクエン酸が新陳代謝をアップさせ、肩こり等の素になる疲労物質の乳酸が分解され疲れが取れない時にもおすすめです。
③キャベツ
キャベツはたくさんのビタミンC、K、葉酸、カリウム、カルシウム、食物繊維など体に良い栄養価の高い食べ物です
特におすすめの栄養素は『ビタミンU(キャベジン)』になります
キャベジン
キャベツから発見されたせいぶんで、飲みすぎ、食べ過ぎで傷んだ胃粘膜の修復を助け、潰瘍にも効果があり、肝機能を助ける働きがあります。
イソチオシアネートという酵素も含んでおり、ピロリ菌、大腸菌などから体を守る効果があります。
腸の活動が良くなるとダイエット効果にもつながり健康、美容にもってこいの食品の1つです。
キャベツは水溶性ビタミンで熱や水に弱いため、煮たり、焼いたりすると溶けだしてしまいます、そのためサラダなどで生のままで食べることがおすすめです。
④ブロッコリー
ブロッコリーはもともと、先ほど紹介したキャベツの1種なので水分が多く含くまれています。
100g当たりの水分量は89.3gとなっており、たくさん食べても100g当たり34kcalしかなく、低カロリーの食品です。
歯ごたえがあるので、よく噛んで食べると食事量を減らし満腹感を得られやすくダイエットには適した食品の1つです。
女性ホルモンが優位で筋肉がつきにくいひとは運動の前にブロッコリーを摂取することで筋肉がつきやすい状態に整える効果があるとされています。
ブロッコリーの含まれるビタミンB群は『代謝のビタミン』といわれ、脂肪燃焼やダイエットに効果があります。
さらに
・糖質を分解する…ビタミンB1,
・脂質を分解する…ビタミンB2、
・筋肉を合成させる…ビタミンB6
が含まれています
⑤赤み肉
美肌に欠かせない三大栄養素を全て含み、最も効率よく大量に摂取できるのは『赤身肉』なのです
脂肪分の少ない肉類は、上質なタンパク質を含むため、健康な体作りに欠かせない食品です
美肌効果で欠かせない亜鉛、ビタミンA、B,Dも効率良く摂取することが可能です。
特にビタミンBは全身の細胞1つ1つのエネルギーを毎日作りだしてくれます、美肌を作るため大切なホルモンを生成するためにはビタミンBは必須です。
最近では鶏胸肉やささみが人気ですが、他にも脂肪分を取り除いた豚肉なども豊富なたんぱく質を含んでいます
タンパク質は消化するのに多くエネルギーが必要な上に、同時に新陳代謝を高めてくれます
そのため健康的に痩せるためにもぜひ取り入れたい食品なのです
⑥烏龍茶
食事を取った後『リパーゼ』という成分によって分解されその脂肪が小腸で吸収されますが、
烏龍茶特有のポリフェノールが小腸での脂肪の吸収を阻害する働きがあり、そのまま体外に排出されます。
ウーロン茶は体脂肪の吸収を抑えてくれるだけでなく、1杯で40kcalのエネルギーを消費できると言われています。
食事のお供に最適な飲み物だけでなく、特に運動前飲むと代謝がアップして、より脂肪燃焼がされやすくなるとされています
⑦無糖ヨーグルト
無脂肪、無糖のヨーグルトであれば低カロリーでタンパク質が豊富なため、ダイエット食として非常に優秀です
ヨーグルトの糖質は
・無糖ヨーグルト…100g当たり3.9g、カロリー、56kcal
・加糖ヨーグルト…100g当たり11.7g、カロリー、65kcal
加糖ヨーグルトは無糖ヨーグルトに比べると糖質やカロリーが高いことがわかります。
乳酸菌は腸の働きを活発にしてくれる効果もあります腸内環境が悪いと便秘になりやすく、便秘になると基礎代謝が落ち脂肪が燃えにくくなります。
ヨーグルトは食前に食べることで、糖の吸収を緩やかにして血糖値の上昇を抑制してくれます
⑧海藻
海藻は腸内細菌が分解する過程で生まれる『短鎖脂肪酸』が内臓脂肪の増加を防ぐ食品として注目されています。
海藻は低カロリーで腹持ちが良く、カロリーを消費してくれ、痩せ菌を増やす、食品とも言われています
ワカメに含まれる『フコキサンチン』は脂肪を燃焼させる成分です
『フコキサンチン』は脂肪細胞の脂肪を体温として燃焼して発散してくれますので、お腹周りについた脂肪を落とすことができます。
小腹が空いた時は、お味噌汁にはワカメをたくさん入れて飲むのことで、水分で胃が膨らみ、満腹感を得て、食事の量を減らす効果もあります
わかめのほかに昆布も、マイナスカロリー食品としてダイエットに適した食品と言われています
⑨ブラックコーヒー
コーヒーは1杯(約200㎖)でおよそ6kcalと非常に低カロリーでダイエットに効果的な飲み物として知られています
コーヒーに含まれるカフェインとポリフェノールが、新陳代謝を高めて脂肪燃焼、分解する効果があると言われています
食後の30分以内にコーヒーを飲むと脂肪吸収を抑える効果がありますので、コースの最後にコーヒーを飲むのは理にかなっています。
運動前か後にコーヒーを飲むと消費カロリーが約15%上昇すると言う研究結果もあります
ブラックコーヒーが苦手な人は無脂肪牛乳か無調整豆乳で代用してみては飲みやすくなると思います。
しかしカフェインを過剰摂取すると、頭痛や腹痛などといった症状が出る恐れがあるので飲み過ぎには注意しましょう
まとめ
今回ご紹介した食品は腹持ちが良く食物繊維やタンパク質が豊富な食品ばかりなので積極的に摂りましょう
ただこれらだけをとれば良いと言うのではなくダイエットや健康にとっては食事のバランスが非常に大事になってきます
これらの食品だけに頼るのではなく他の食べ物をバランスよく食べるようにしましょう