キノコ

きくらげ(木耳)で便秘解消、ダイエット効果

キクラゲは見た目や名前から海藻と間違えられがちなのですが、実はキノコの1種です。

中華料理ので同じ味ですが食べるとコリコリした食感が特徴的で無味無臭のため様々な食材と合わせることができます

日本でも栽培は行われていますが、現在で待っているキクラゲの9割以上が輸入品でその多くが中国産になります

キクラゲは湯通しするだけでそのまま使用できる生キクラゲと、

水で戻してから使用する乾燥キクラゲがあります。

主に流通している多くは乾燥キクラゲは調理する際はたっぷりの水で戻してから石づきをとって炒めて加熱して食べるようにしましょう

また乾燥キクラゲのカロリーは100g当たり167kcalですが

実際料理に取り入れる際は2〜3g程度しか使われませんので、キクラゲのカロリーは限りなく低くヘルシーの食材と言えるでしょう

ここからはキクラゲの栄養素を紹介していきます

目次

①食物繊維

②ビタミンⅮ、ビタミンB2

➂カルシウム

④鉄分

⑤きくらげの種類

⑥きくらげを使ったおすすめ料理

⑦生きくらげとは?

①食物繊維

キクラゲの栄養素で1番豊富なものが食物繊維です

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。

キクラゲに含まれている食物繊維はほとんどが不溶性で、体内で水分を吸収して膨らみ腸の蠕動運動を活発にする働きがあります。

食物繊維は第6の栄養素と呼ばれるほど重視されており、現在の日本人に不足しがちな食品成分です。

感想キクラゲ100グラムに含まれる食物繊維の量は57.4gで椎茸の約1.5倍の値です

腸を整える効果のほかに糖尿病の予防インスリンの分泌を抑える効果があります

さらにコレステロールの吸収を抑えて動脈硬化の予防につながります

不溶性食物繊維なので腸に届きやすく便秘対策にもなります

 

不溶性食物繊維は全食品中ナンバーワンです。

水溶性食物繊維のラクサンサンセイ菌が腸内細菌の餌になり腸を綺麗にしてくれます。

1日に乾燥したキクラゲ5gをなんらかの食品に混ぜて食べると便秘解消になるとした実験も行われました

食物繊維の摂りすぎによって逆にお腹の調子が悪くなってしまう可能性もあるので取りすぎには注意しましょう

② ビタミンD、ビタミンB2

キクラゲのビタミンD含有量はキノコ類の中で1番多く含みます。

乾燥キクラゲ100グラムに含まれるビタミンD量は85.4μgで、椎茸と比較すると実に7倍もの量に相当します

日光を浴びることでビタミンDは作られます。

今外出する人が大変少なくなり日光浴びる機会が不足しがちだと言われています

また加齢とともにビタミンDを体内で作り出す機能が低下したりしますそのようなかたはぜひキクラゲで摂取していただきたい

ビタミンDはカルシウムやリンを吸収しやすくする働きがあり骨を強く健康に保って骨粗しょう症の予防にもつながります

ビタミンB2の含有量も多く脂質の代謝を促し過酸化脂質を分解する効果もありますので肥満予防やダイエット効果があります

③カルシウム

キクラゲのカルシウム含有量はキノコ類でダントツの1番です

 

成長期の子供に不可欠な栄養で筋肉の収縮や血液の凝固の働きもあります

④鉄分

鉄は女性にとって特に不足しやすい栄養素で慢性的な貧血に陥っている方も少なくありません

鉄分を多く含むレバーなどを食べるのは苦手な人も多いとは思います

そのような方はキクラゲから鉄分を取ることをお勧めします

乾燥キクラゲ100g当たり35.2gの鉄が含まれているので椎茸の約20倍もの量を摂取することができます

血液の主成分である鉄分の含有量が多いので貧血予防にも効果があります

運動機能や免疫の向上の働きの機能にもつながりますまたうつ病にも効果があると言われています

キクラゲの種類

キクラゲは黒いキクラゲと白いキクラゲがあります

白キクラゲは世界3大美人の楊貴妃も愛用していたと言われる食材で中国ではデザートによく使われる高級食材になります

最近では台湾スイーツ「豆花(トウファ』のトッピングとしても使われています

白キクラゲにはカリウムが1400mgとキクラゲの中でも最も多く含まれます

カリウムは体から水分を排出しようとする働きがあるので塩分を多く摂取する方やむくみが気になる方は積極的に取り入れたい栄養素です

キクラゲを使ったオススメ料理

・キクラゲ、大根おろし、ぶどうの三杯酢

キクラゲのコリコリ感と大根おろしと酢の物でさっぱりしてぶどうの甘さで三味一体でとても美味しくいただきます

・キクラゲのわらび餅風

キクラゲを戻して水がひたる位まで入れ2時間位グツグツと煮込みますそれをよく冷やし黒蜜ときな粉で和えて食べるとわらび餅風になりとろとろの食感です

またポン酢で和えてネギを添えて食べてもとても美味しくいただけます

・キクラゲと卵の中華炒め

オーソドックスな料理ですが、油と一緒に摂取することにより効果的に栄養素を取ることができます

また卵などのタンパク質源を入れることによって鉄の吸収率をアップさせるのでとても効率よく栄養素を摂取することができる料理です。

生きくらげ

現在では生キクラゲというプニュプニュした食感のものがスーパーでも販売されています

生キクラゲは肉厚でプリプリとした食感が魅力です

2009年には198tだったものが2019年には2315tと12倍にも生産量が増えています。

一般的には加熱をしてから食べます

そのまま食べると舌触りや食感がいまひとつなのでサラダや刺身など生に近い状態で食べる時でも30秒ほど熱湯湯通ししてから食べましょう

ゼラチン質のくりとした食感とコリコリとした舌触りが楽しめます適当な大きさにカットした生キクラゲを刺身やサラダで食べたり和物などで食べるのがのが◎です

また乾燥キクラゲ同様炒め物やスープなどもお勧めです

生キクラゲは乾燥キクラゲのように外に放っておくと痛みます。保存は冷蔵庫に入れるのがお勧めです

保存期間は約1週間程度ジップロックなどに包んで空気を抜いて保存しておいてください

もし使用しようとして元気がなかった場合は、水につけるとしおれた生キクラゲがプルット、ハリのある姿に戻ります。

まとめ

これだけの栄養素が簡単に摂取できる食品が他にあるでしょうか?腸活できて、骨を丈夫にして、体調も整えてくれて、ダイエットもできるまさにスーパーフードですね

低カロリーで糖質も少ないキクラゲには、食物繊維やビタミンD、鉄分など女性に必要な栄養素が豊富です。中華料理に使われていることが多いいですが、調理方法や食材の組み合わせを工夫すれば、様々な料理に使えます。

色々な料理に取り入れて、健康維持に役立ててくださいね。