栄養がたっぷり、『鯖缶の煮汁』を捨てないで!

鯖缶の人気の理由を皆さんはご存知ですか?

サバカンには水煮や味噌煮などの種類がありますが味の良い味噌や煮味付け煮と違って人気になっているのは水煮缶です

特に水煮缶には健康効果があってニュースなどにも多く取り上げられています

老若男女にわたって人気のあるさばの水煮は高い健康効果があるということがわかっています

今回はその高い健康効果について紹介していきたいと思います

鯖缶のメリット(DHA,EPA)

鯖と言えば青魚の特徴のDHAとEPAですよね

青魚の油には優秀な栄養素のDHAとEPAが必ず含まれています

魚を焼くと中からじわっと出てくる油のことです

DHA=ドコサヘキサエン酸

EPA=エイコサペタ塩酸

と言う栄養素になります

鯖は青魚の中でも他の魚をしのぐほどDHAやEPAが豊富に含まれています

DHA、EPAは他の栄養素とは全く異なり血管を初めとする健康面や脳の機能マルチに役だってくれる栄養素で他にはありません

DHA.EPAの優れた効能

①脳への効果

上年齢を重ねると次第に記憶力が衰えていきます

近年問題となっている認知症による徘徊や運転免許の返納の問題や高速道路の逆送など誰にでも起こりうる可能性があります

DHAやEPAは重要な脳の機能を支える栄養素があります

魚を食べると頭が良くなると言われているように

DHAとEPAを同時に摂取することで脳の栄養素として効果的に吸収していきます

②血液サラサラ効果

人間の健康にはストレスなどの外部要因や睡眠不足、運動不足などの生活習慣病が大きく関わっています

年齢が進むと生活習慣の影響で血管は衰えやすくなり徐々に本来の弾力性が失われていきます

動脈硬化や血栓等は血管病と言われていますが

年齢とともにそのリスクも高まりやすくなります

ここでDHAやEPAが血管や血流の健康維持に重要な役割を果たしてくれることがわかっています

血管の老化を予防した血液をサラサラにしてくれるため血管病を予防してくれるのです

青魚に含まれるDHAやEPAはには血液をサラサラにしてくれる効果があります

中性脂肪や悪玉コレステロールの数値を減少させて善玉コレステロールを増やす働きがあります

③目への効果

DHAやEPAは目にも効果を発揮してくれます

疲れ目や眼精疲労の効果にも役立ちます

ルテインなどと同じように網膜の機能を改善する働きがあります

このように勉強や記憶に効果があり、血管の健康維持に欠かせないDHA.EPAは生きていくために必要な栄養素です

できるだけ日々の食事で摂取していくように心がけましょう

食べるのは苦手な方はサプリで代用するのも良いと思います

缶詰が優れている理由

優秀な栄養素DHA.EPAがたっぷり含まれる青魚の王様の鯖ですが、どうして缶詰が優れているのでしょうか?

大人気の水煮缶を見てみると製造方法に特徴があります。

水煮缶の鯖は加熱されてから缶詰にされるのではなく生のまま缶に詰められるのです

大型の圧力釜で熱処理され製造されています

缶詰された状態で加熱されるので魚に多量に含まれるDHA.EPAが流れ出ることなく缶詰の中に閉じ込められているのです

水煮の缶詰はまるでサプリのカプセルですね

缶煮汁にも多くの栄養素が含まれています

煮汁を全部捨ててしまうのはとてももったいないことです

骨まで食べられて余分な脂肪が少ない

サバ水煮缶は圧力釜で熱処理出されているため骨は柔らかく鯖全体を食べられると言うメリットがあります

さらに水煮缶には調理の際の余分な糖分、脂肪分が含まれないため健康的な食べ物だと言うメリットもあります

最近の鯖缶人気の中でも特に水煮缶が大人気になって理由はここにあります

必要な栄養素を考えると1日の摂取量としては水煮缶の約半分で済んでしまうのです

血管の老化、血流の改善には栄養素のEPAの摂取量がポイントになるのですが缶半分の量で基準値をクリアできるのです

手軽なおかず保存食にもなります

サバカンには味噌煮、味付けなどがあり容器に出して温めるだけでおかずになりますよね

味噌煮に生姜を添えると味わいも深くなります

缶詰ですから災害時の食品として買い置きにも適しています

常温でも食べやすく間の蓋を少し開ければ直火で温めることもできます

サバカンの種類の中でも健康的な水煮缶は基本的にツナ缶と同じように食べられます

マヨネーズとの相性バッチリです

鯖大根もお勧めです、大根を下茹でした後サバカンを加えて煮立てで味を整えるだけでできます

味噌煮味付けにどちらもお好みの味で味付けが出来上がります

サバカンの注意点

栄養満点のサバカンですが食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまいます

味噌煮や味付け煮には糖分も多めに入っています

水煮100gカロリーは120〜150kal程度

味噌煮は200kalほどになります

糖質の面に注意して食べるようにしましょう

煮汁に含まれるプリン体に注意

カロリーの面で安心の水煮缶も栄養がたっぷり含まれるために注意点があります

煮汁に含まれるプリン体です

プリン体は本来エネルギーの原料となる必須の栄養素。しかし摂取しすぎると尿酸値に影響します

栄養豊富なサバカンの煮汁にはプリン体が多く含まれます

数値の気になる方は量を控えめにしたり食べる回数を減らしたり対応していきましょう

缶詰商品の選び方

お手頃価格の缶詰は水煮の中には、「中国産」などの海外生産品もよくあります

国産の鯖缶の方が原料の鯖の品質や製造過程の面で安心感があります

食べ比べてみると味わいにも違いがあります国産の鯖缶の方が旨味が多いことに気づきます

安い缶詰をたくさん食べるよりも安心して食べられる食品を選ぶようにしましょう

鯖缶で起きるアレルギー症状

鯖、カツオなどの青魚でアレルギー症状が起きることがあります

魚の中に発生したヒスタミンですこれは魚の鮮度管理がポイントになります

青魚に発生するヒスタミンは鮮度が落ちると生成されます

一度ヒスタミンを生成してしまった魚はその後加熱しても冷蔵してもヒスタミンはなくなりません

一度、缶詰として製造されれば鮮度ほとんど低下しないため缶詰に加工される前の段階のポイントが重要になります

このような点からも品質管理が徹底されている日本製の鯖缶がお勧めです

缶詰なら栄養豊富な鯖缶を手軽に食べられますが青魚が苦手な人もいます

無理をせず食べやすい味噌に味付きの鯖缶にチャレンジしてみましょう

魚が大好きな方も水煮だけでなく味噌煮、味付けになどの他の味も選んでみて飽きが来ないようにローテーションしてみませんか?

生活習慣病の予防や、脳の機能向上を支える栄養素です手軽に購入できるサバカンをたっぷり活用していきましょう