ストレスは学校や職場での人間関係、経済問題、家庭内問題など人それぞれ違います。
ストレスをため込んで自分や周りの人をつけてしまうことがないように、自分の生活を振り返ってみませんか?
ストレスの原因の1つに偏った食生活があげられます。
知らないうちに食生活が乱れて、心の元気が無くなっているかもしれません。
ここではメンタルを乱す食べもの5選を紹介します。
目次
①ドーナツ
②カロリー0食品
➂お酒
④エナジードリンク
⑤砂糖
①ドーナッツ
ドーナツは甘い生地にさらに上チョコレートや粉糖などがかかってめちゃめちゃおいしいねすよね。ただこのドーナッツにはあまり体に良くない物がたくさん入っています。
何が問題かというと油です。ドーナツはショートニングと言う原材料が使われています。
ショートニングには、トランス脂肪酸と言う種類の油が多く含まれています。
このトランス脂肪酸と言うのは体の中でうまく利用できない種類の油になっています。
脳のほとんどは脂肪です。きちんと機能し続けるために、食べ物から脂肪を必要としています。トランス脂肪酸は脳に悪い影響を与えます。
トランス脂肪酸は記憶力を低下させる可能性があることが分かっています。またトランス脂肪酸をたくさん摂取すると、脳が小さくなる傾向があるという。
つまり脳によくない油がたくさんいってしまうと、メンタルにも影響があります。
実際報告なんかでもトランス脂肪酸の摂取が多い人はネガティブな感情を抱きやすいと言う報告もあります。
あと菓子パンとかコンビニの洋菓子なんかにも多く含まれています。
②カロリーゼロ食品
飲み物、ゼリー等カロリーゼロと表記してあると思うんですが、注意してもらいたい食品になります。
健康そうなイメージがありますが、カロリーゼロにするために砂糖の代わりに人工甘味料が使われています。
人口甘味料は、天然には存在しない人工的に合成した甘味料のことをいいます。
この人工甘味料を用いたカロリー0表示の食品が、ヘルシーであるかのように販売されていますがはたしてどうでしょうか?
カロリー0の人工甘味料がインスリンと血糖に影響をおよぼし、この状態が続くと2型糖尿病へと進行していくという考え方もあります。
最近の研究で人工甘味料の中には腸内細菌に悪影響があります。これはメンタルにも関係していきます。
腸と脳がつながっている脳腸相関と言う言葉がありますが、これは腸内環境に悪影響があると脳にも悪影響があるということで、メンタルにも影響があるかもしれないと言うことです
カロリーゼロだから体に良いと思って飛びつきがちなんですが、
デメリットがありますので使われている表示食品には注意して摂取していただきたいです。
③お酒
アルコールの作用はいろいろあると思うんですが、眠れなくてお酒を飲んで寝付きが良くなる方がいらっしゃると思うんですが、
確かにお酒を飲むと寝付きは良くなると思います。ただ眠りの質はかなり落ちます。
アルコールの作用として血糖値が少し不安定になりやすくなり、
お酒を飲んで寝ると血糖値が下がりやすい状態になり、体がそれを上げようとしてアドレナリンと言うホルモンが出てきます。
それによって体が緊張状態になってしまって体が休めない状態になります。
睡眠しているのですが、体が休まらず、メンタルにも影響してくると言うことです。
また、飲酒がうつ病や不安障害を引き起こしたり、抑うつ気分を悪化させたりすることがあります。
アルコール依存症とうつ病や不安障害との間に高い併存率がみられることは、これまでに多くの報告で示されています。
アルコールには不安を和らげる効果があるため、お酒を飲むと一瞬は気持ちが晴れるかもしれませんが、酔いから醒めたときにはその反動として、以前よりもさらに強い抑うつや不安を感じてしまいます。
④エナジードリンク
エナジードリンクの良い効果は、頭がすごく集中力を増したり、スポーツのパフォーマンスをあげたりします。
副作用としてカフェインを多く含むため、不眠で夜寝られなくなりメンタルに影響します。
またエナジードリンクはお酒と同じで依存が伴うのみなのでカフェインがないと動けなかったりイライラしたりするなどメンタルに影響が出てきます。
エナジードリンクは合法的に覚醒を促し、仕事や勉強への適応目的で飲用される方が多くなっていますが、少なくとも精神的な依存性は少量から認められる場合も多く、できれば当初から飲用を控える方が良い飲料であると思われます。
疲れやすい方は副腎疲労香生ホルモンがうまく機能しない為、カフェインをとるとより疲れてしまうと言う助長することになったりするので、一旦カフェインと距離を取るのが良いとされています。
⑤砂糖
砂糖の摂取が多い人は感情的ネガティブになりやすい傾向があります
砂糖はいろんな食品に含まれているので無意識にとってしまいますよね
特に飲み物で缶ジュース、市販の甘いお菓子なんかはかなりたくさんの砂糖が入っています
清涼飲料水のペットボトル1本で角砂糖10個分位が入っている目安です。
砂糖の摂りすぎは糖尿病になるリスクも上がってきます糖尿病の人はうつ病に1.5倍になりやすいデータもあります。
学術誌『Medical Hypotheses』に掲載された最新レビューによると、
精製された砂糖の摂り過ぎは、心血管疾患のリスク増加や腸内環境の悪化、全身性炎症の発症を引き起こすほか、インスリン抵抗性を促進してホルモン伝達(特にドーパミン)を妨害するなど、健康に悪影響をもたらすとのこと。
今回は、砂糖が心理的・生理的に与える影響について調査した数々の研究結果を分析。3年間に及び、約7万人の女性を対象に調査を実施した女性健康イニシアチブ観察的研究(Women’s Health Initiative Observational Study)など、大規模な研究も含まれている。
その結果、精製された砂糖を最も多く摂取している女性は、砂糖の摂取量が最も少ない女性に比べて、臨床的うつ病になるリスクが23%も高いことが明らかになっている。
『Medical Hypotheses』誌のレビューに掲載された他の研究では、オーストラリア人、中国人、ラテンアメリカ人、イラン人の青年期・成人期にみられるうつ病の発症率は、ソーダなど、砂糖が大量に加えられたドリンクを定期的に飲んでいると報告した人のほうが高かった。
砂糖が身体的な健康に与える影響は大きいが、研究者は、特に大うつ病性障害のリスクを増加させる恐れを示唆している。精製された砂糖を含む食べ物を食べれば食べるほど、状態は悪化する。
だからと言って、誕生日のケーキを我慢したり、レストランでデザートを注文してはならないということではなく、砂糖を摂り過ぎないように日々心がけていくことが大切。
たとえ体に悪いタイプの砂糖でもたまに摂取する程度であれば、研究でみられたような気分への悪影響を受ける可能性は少ないと言われています。
しかしながら、慢性的で長期間にわたる砂糖の過剰摂取は、身体的かつ精神的な変化を引き起こす最悪の状況を生み出すことになる。
「平均的なアメリカ人は、1日小さじ22杯分の砂糖を摂取しているのが現状です」、このように、精製された砂糖を大量に摂取していると、臨床的なうつ病のリスクを増加させます。
よって、男性は1日小さじ9杯(36g)まで、女性は1日小さじ6杯(25g)までに砂糖の摂取を抑えるのがベスト。これ以上の量を定期的に摂取していると、気分が沈みやすくなる。