内臓脂肪を減らしてダイエットにつながる食品9選
内臓脂肪が溜まると太って見えるだけでなく、高血圧になったり血糖値が上がりやすくなるほど、健康にとっても良くありません。
また、内臓脂肪が溜まって高血圧になると、脳や心臓、腎臓の働きにも悪影響を及ぼす可能性もあります。
さらに、癌は内臓脂肪と深い関係があると言う研究報告や、内臓脂肪が認知症の発症率を上げる可能性なども指摘されています。
そのため、ダイエットの為だけではなく、健康のために内臓脂肪を減らすことが大切になってくるのです。
内臓脂肪がたまる大きな原因の1つは普段の食事にあるので、食事内容に気をつける必要があります
①キャベツ
キャベツには食物繊維が豊富に含まれますが、食物繊維は一緒に食べたものの脂肪を吸着して、体外へ排出させる働きがあります。
そのため内臓脂肪が蓄積されにくくなる効果があります
またキャベツに含まれる食物繊維が不溶性なので、胃や腸で膨れ上がって、満腹感を感じやすくなります。
すると自然と食べる量が減るため、摂取カロリーが少なくなります。
キャベツで食物繊維をとると、摂取カロリーが抑えられ、内臓脂肪がたまりにくくなるため、内臓脂肪を減らすのに効果的なのです。
食物繊維を豊富に含む野菜はほかに、ごぼうや大根の葉、切り干し大根、ほうれん草、パセリなどがあります
ただ、キャベツの方が安くて量も豊富なのでお手軽感があってオススメです
②イワシ、サバなどの青魚
鯖やイワシ、鯵などの青魚にはEPAが豊富に含まれています。
EPAは血液をドロドロにして血流を悪くする中性脂肪やコレステロールを抑えるため、血液サラサラ効果もあります。
さらに血管を柔らかくして体の隅々まで血液が届けられるため、体温が上がって代謝が上がります。
すると、内臓脂肪が燃焼されやすくなり、食事で取ったった脂肪もすぐにエネルギーに変わりやすくなります。
ダイエット中はなるべく青魚を食べるようにして内臓脂肪を減らすと良いでしょう。
③豚肉
ダイエット中はこのお肉を控えやすくなりますが、実は豚肉には内臓脂肪を減らすのに効果的な食材です
豚肉には、代謝を上げて脂肪燃焼しやすくするL-カルニチンや、脂肪燃焼しやすくするビタミンであるビタミンB郡が含まれています。
また、幸せホルモンと呼ばれるアラキドン酸も含んでおり、これは脳を刺激して、満腹感を感じやすくする効果があります。
④寒天
寒天は100gあたり3kcalほどと、超低カロリー食品で、食物繊維も豊富に含まれています。
そのため、寒天を食べるとお腹の中で食物繊維が膨らんで、満腹感を感じやすくなります。
食事をする10分前に食べることで、その後の食事のときにはだいぶお腹が膨らんできて、食べる量を減らすことも可能です。
⑤トマト
トマトに含まれるリコピンは、血糖値を下げて中性脂肪やコレステロールを抑えるため、血液をサラサラにする効果があります。
血糖値が下がれば、食事で撮った食物が中性脂肪になりにくくなります。
そして血液がサラサラになれば、全身の血行が良くなって代謝があり、内臓脂肪や食事で取った脂肪が燃えやすくなります。
このようにトマトに含まれるリコピンは、内臓脂肪を溜めにくくしてくれるので、ダイエット中にはぜひ食べたい食品です。
⑥豆腐などの大豆食品
豆腐には、「大豆タンパク質」が豊富に含まれておりこの中には「βグリシン」と言う成分が含まれています。
この成分が血液中の中性脂肪とコレステロールを抑えて、血液をサラサラにさせる効果があるとされています。
つまり豆腐を食べれば、代謝が上がって内臓脂肪がつきにくくなるのです。
また、豆腐に限らずおからや味噌、きなこなどの大豆製品でも大豆タンパク質を取ることができます。
⑦オレンジ
オレンジには「イシトール」と言う成分が含まれており、これには肝臓にたまった内臓脂肪を洗い流す効果があると言われています
そのためイシトールは脂肪肝の予防に効果的とされ肝硬変の治療薬としても注目が集まっています。
また、脂肪の代謝を良くして、体に余分な脂肪がたまらないようにしてくれるため、肝臓やお腹周りに内臓脂肪がたまらないようにしてくれます。
さらに、血液をサラサラにして体の代謝を上げる働きもあるとされていますので、オレンジを積極的に食べるようにしましょう。
⑧コーヒー
コーヒーに含まれるカフェインとクロロゲン酸には、脂肪分解して燃焼させる効果があると言われています。
また、カフェインには血行良くする効果もあり代謝を上げて脂肪燃焼効果を高めてくれます。
そのため、コーヒーを食後に飲むようにすれば、食事で食べたものを脂肪として食べにくくしてくれるでしょう。
また、運動前にコーヒーを飲めば、運動では内臓脂肪も減りやすくなります。
ただ、コーヒーの飲み過ぎには体に悪影響及ぼす可能性があるので、コーヒーは1日、2〜3倍程度に抑えるようにしましょう。
⑨低脂肪乳
低脂肪乳を飲むと血液中のカルシウム濃度が上昇し脂肪の分解を邪魔するホルモンの働きを悪くする作用があると言われています。
そのため低脂肪乳には、内臓脂肪を減らして痩せやすい体を作る効果があるといわれているのです。
低脂肪乳を食前に飲めば、その後の食事で内臓脂肪がたまりにくくなります。
そして低脂肪乳は脂肪分が抑えられているため、普通の牛乳より摂取カロリーが低いのも魅力の1つです。
まとめ
今回紹介したのは、とても内臓脂肪減らしてダイエットにつながる食品ですが、これだけとれば良いと言うのではありません。
また取りすぎもあまり効果的ではなく、これらの食品をとりつつ、バランスのとれた食事をすることが大事です