免疫力

風に負けない体を作る食事!風邪予防、免疫力を高める食材とは?

これから寒くなると、風邪やインフルエンザの流行が気になりますよね

インフルエンザは例年11月下旬から12月上旬にかけて始まって

1月下旬から2月上旬にピークを迎え、3月ごろまで続きます

風邪やウィルスに負けない体を作るための免疫力を高める食品7選をお伝えしていきます 

免疫力を高める7つの食材

①ニンニク

ニンニク特有のニオイの元でもありますが硫化アリル類のアリシンと言うもので

強い抗菌作用がありビタミンB1と結合するとアリテリアミンとなりビタミンB1の吸収を高めてスタミナ増強剤として効果があります

抗酸化作用でがん予防や免疫強化作用に優れているので1日1~2片ほど食べることをお勧めいたします

食べられない人がニンニクを多食すると胃炎などの副作用がある場合があるので生なら1かけ、加熱したものなら2〜3片(1日あたり)が目安となっています

そして、ポイントは油と一緒に調理すること!

なぜなら、にんにくに含まれる成分でがん予防効果がある(スルフィド類)は、油に成分が溶けやす込みやすい性質があるからです

②バナナ

バナナは白血球の数を増やして免疫機能を高める効果があると言われています。

そしてなんと、バナナは熟成度によりその効果が違うことがわかっています。

黄色いバナナを買って放置しておくと茶色の斑点が出てきますよね。これが出てくると、傷み始めたなぁと思う人がいると思いますが実は違うんです

この、「シュガースポット」と言われる茶色い斑点が出てきたら熟成したと言う合図です

そして、このシュガースポットと言われる斑点が6割になると

黄色いバナナより酵素が増えて吸収されやすくなると言われています。

そして、この黒バナナ状態になると途中で免疫活性効果がある成分が増加すると言う研究結果が出ています。

ですから、食べるのであれば断然斑点が多くなった黒バナナが良いでしょう。

今まで未熟な青いバナナや黄色いバナナを食べていた人は黒バナナになった状態で食べてみて体の変化を感じてみて下さい

③梅干

昔から「茶番梅干医者いらず」「梅はその日の難のがれ」などと言われ梅の効能が経験則として語り継がれてきました。

梅を食べることで免疫細胞の一種マクロファージやナチュラルキラー細胞が活性化するようです。

梅の味には、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸のほかカルシウムやカリウムなどのミネラルやビタミン類など健康を支える栄養素が豊富に含まれています。

その結果、腸内の悪玉菌が減り善玉菌が増えて免疫力が上がります。

④鶏肉

肉類の中でも鶏肉にはビタミンAが豊富に含まれているので喉の粘膜の新陳代謝を促進して強化しウィルスの侵入を予防してくれます

さらには鶏肉のタンパク質は体温を上昇させてくれます

体温が1度上昇することで免疫力が5倍になると言われているので、体温を上昇させて体の中に入ってきた風邪ウィルスと戦ってくれるそうです

また、タンパク質の吸収が良いので老人や胃腸の弱い人にはぴったりです

タンパク質の代謝を良くするビタミンB2と合わせて食べていきましょう

例えば中華のとりのカシューナッツ炒めはナッツにビタミンB2が豊富なのでお勧めです

⑤大根

大根には免疫をアップさせる「ファイトケミカル」と言う成分がたっぷり含まれています

大根やカリフラワーなどの淡色野菜に多く含まれる成分で、抗酸化作用があります

辛味成分であるイソシアシアネイトにも抗酸化の働きがありますが、それは皮との間に多く含まれているのでよく洗って皮ごと食べるのがオススメです

寒い冬にはおいしい煮物やおでんなど様々なように活用したいものですね

⑥納豆

納豆にはビタミン類のB1、B2、B6、E、ミネラル類のカルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、リン、銅など本当にたくさんの栄養成分が含まれています

そして納豆菌は有害な菌にだけ殺菌作用があり乳酸菌などは増やす効果があります。

また、納豆に含まれているサポニンには、がん予防、動脈硬化予防、肝機能向上、便秘改善に効果を発揮してくれます。

納豆菌は、酸性の胃液にも負けずに腸内にまで達して善玉菌の働きをして悪玉菌を減らし、胃腸障害ををも予防します。

もし、発熱してしまった時もビタミンやミネラルを補給することができるので風邪気味や風邪をひいたときにお勧めです。

⑦ヨーグルト

ヨーグルトは免疫細胞の働きを良くしたり粘膜の表面に張り付いて他の雑菌が侵入するのを防いだりといった作用があります。

そして毎日食べ続けることがポイントです

なぜなら、外から送り込んだ乳酸菌が腸に定着せず時間が経ったら排泄されてしまうためです

また「1073R-1乳酸菌」を含むヨーグルトはインフルエンザ予防に劇的に効果があると実証されています。

胃や腸、体が疲れ気味の状態ですと、そんな弱いとこにつけ込んでさらに冬は乾燥によりウィルスが侵入しやすくなり体調崩し風邪をひいてしまいます

風邪予防の基本はやはり栄養バランスの良い食事をとり適度な運動や休養も大切になってきます

今回お伝えした食材を普段の食事で積極的にとりいれて風に負けない体作りをして早めの予防を心がけてみてください