『大腸癌』のリスクを上げる食事・習慣3選

それは大腸がんです

女性の死亡率が1位なのは非常に意外ですよね,

そこまで目立たない癌かもしれませんが,

実は大腸がんはデータからもわかるように非常に恐ろしい癌です

そして大腸がんは日本人のある生活の変化を受けてどんどん増えていっています

今回は大腸がんのリスクとなる行動を把握し、予防に取り組んでいきましょう。

絶対やりすぎないほうがいい『大腸がん』のリスクを上げる3つの行動

①赤い肉の食べ過ぎ

赤い肉とは牛肉や豚肉のことです。

牛肉や豚肉は大腸がんのリスクを上げると言うデータがあります

どうしてリスクを上げてしまうの？

赤い肉には鉄分がたっぷり含まれています。

そして人間の体は鉄分が余ると、余った分は鉄分の貯蔵庫に入れておくシステムになってます

ただあまりに余分な鉄分があると、

この活性酸素が腸に与える影響のせいで大腸がんのリスクが上がってしまいます

赤い肉が大好きだからと言って、週3とかで赤い肉を食べてしまうと、

大腸がんのリスクが上がってしまう可能性があります

こういう話をするとそんなこと言ったら何も食べれないじゃないか!って言われたりするんですが、

基本的に食べ物の話をするときは共通して言えることですが、

食べ過ぎないで欲しいと言っているだけで、全く食べるなとは言っていません

もし赤い肉が結構食卓に並ぶな、という人はゼロにする必要が全くないので、

赤い肉を登場する頻度を減らしてもらえればいいかなと思います

またはその分白いお肉である鶏肉を食べていただくと、大腸がんのリスクを下げることができると思いますので鶏肉も食べるようにしましょう。

②抗生物質の飲み過ぎ

あなたはちょっと調子が悪い時にお医者さんでもらった抗生物質を飲んだりしていませんか?

実は今30代から40代の若い人に大腸がんが増えてきています

この原因についてはまだ明確なデータが研究では出ていませんが

おそらく抗生物質の飲み過ぎが原因なんじゃないかって言われています

抗生物質は、別名抗菌薬といい文字通り体の中のばい菌をやっつけたりしてくれる薬なんです

バイ菌を倒してくれるならどんどん飲めばいいじゃないかって、思えるかもしれませんが、これが思わぬ弊害生むんです

日本に住んでいると感じづらいですが、日本の医療は他の国に比べると非常に発達していて非常に手軽に抗生物質を出しますよね。

抗生物質を小さい頃から飲むことで、腸内細菌が死んでいて大腸がんの発生リスクが増えるわけです。

抗生物質を飲みすぎると耐性菌と言って普通の抗生物質が効かないような、

超強力な菌を生み出してしまうという問題もあります

このままでは近い将来、死因の1位が感染症になる可能性もあるなんて、継承が鳴らされています

ちょっと調子が悪いからといって適当に抗生物質を飲むと言う事はしないようにしましょう

③食物繊維の取らなさすぎ

アメリカでは食物繊維を摂取する量が非常に少ないのです

日本の食事もこれまでアメリカの影響でどんどん欧米化していき、

その影響で食物繊維を摂取する量がどんどん少なくなって、大腸がんが増えてしまっているんです

その一方アメリカの食生活の影響をあんまり受けていない地域、

例えばアフリカの農村で暮らしている人たちは圧倒的に大腸がんの人が少ないのです

それもそのはず大体、アメリカの人は1日15ｇぐらいしか食物繊維をとらないのですが

ここでイギリスの超有名な科学雑誌で面白い実験が行われていたので紹介します。

アメリカ人とアフリカ人はかなり大腸がんのリスクの違いがかなりあります

この違いに注目した、とある研究者は普通の生活をしているアメリカ人と、

村に住んでいるアフリカ人は10人ずつ連れて来て、お互いの食生活を完全にチェンジして2週間生活させてみたところ

そして2週間後、研究者はそのアメリカ人とアフリカ人を集めて、

全員の腸をカメラで覗いてみました。

するとなんとたった2週間のアメリカの食事でもともとは綺麗だったアフリカ人の腸が真っ赤な炎症が起こっており大腸がんのリスクが高いと言う状態になっていたとゆうことです。

食事を入れ替えただけでこれだけの変化が起こってしまったんです

これは1つの実験でしかありませんが、少なくとも食事の重要性は感じられると思います

種類はそんなにこだわる必要はありませんし,何グラムとか言われるとなかなか続きません

なのでざっくりで良いので,これらをたっぷり摂取することを,心がけるようにしてください

ぜひ皆さんもアフリカの村の人々のように,赤い肉を減らして食物繊維をたっぷり摂取してしっかり大腸がんを予防しましょう.