免疫力

食べる健康法

風邪をひいたら薬を飲んだり病院に行ったりして治すと思いますが、できることなら日ごろから病気予防をして免疫を高め医者いらずの体を手に入れたいものですね!

今回渡辺雄二さんの著書病気が嫌ならこれを食べなさいを参考資料として書いていきたいと思います。

①美肌+血管強化食品

②免疫強化食品3選

③ 2つの飲み物で病気予防

①美肌+血管強化食品

人間の体の中で一番多いのは水で60%〜75%を占めています。

そして次に多いのがタンパク質で15%~20%そのタンパク質の約30%がコラーゲンです。

コラーゲンは皮膚や、血管、骨、内臓など全身に点在しており体にとって不可欠なタンパク質です。

コラーゲンと言えば美肌効果を宣伝するコスメのCMにもよく出てきますし肌をきれいにする効果もあります。

そして肌には体にあるコラーゲンの40%が存在しているといいます。

体の中でコラーゲンを作るのに必要な成分がビタミンCです。

ビタミンCが不足すると、皮膚や血管のコラーゲンが不足してほころびが生じます。

一番最初にほころびが現れるのが毛細血管と呼ばれる私たちの体の中に張り巡らされた血管です。

毛細血管がもろくなると、そこから出血し貧血などを引き起こします。

毛細血管のほか、動脈や静脈などの血管もコラーゲンによって維持されており脳出血やくも膜下出血などの血管系の病気にもコラーゲンは深く関わっているといえます。

では体内でコラーゲンが十分に作られるためには何をすればいいのか?

ゼラチンパウダーを摂取すれば良いのです。

コラーゲンはタンパク質の1種ですコラーゲンを構成するアミノ酸はアラニン、グリシン、プロピン、ヒドロキシプロリンの4つです

この4つのアミノ酸は私たちの体でも作られていますが、食品でこれらのアミノ酸を摂取することでより効率的にコラーゲンが作られるようになります。

コラーゲンは鳥皮や牛すじ、うなぎ、鮭の皮などに含まれていますが、これらを意識して毎日食べるのはなかなか難しいことですよね

そこでオススメなのがゼラチンパウダーです、ゼラチンパウダーを食べることで、消化管で分解されさきほどの4つのアミノ酸となり体内でこれらが原料となってコラーゲンが生成されやすくなるといった感じです。

ゼラチンパウダーを食べることによって体内でコラーゲンが生成されそれが肌に供給されることですべすべの肌になります。

さらに血管や骨も丈夫になり脳出血や骨粗しょう症といった血管や骨の病気予防にもつながります。

ちなみに本書ではゼラチンパウダーを1日に1グラムから2グラム摂取することが推奨されています

ゼラチンパウダーが30グラムが200円位で売られており1日1グラムであれば1ヵ月間持つのでサプリを買うよりもリーズナブルに美肌をゲット、血管強化できます!

②第2章免疫強化食品3選

①ヨーグルト

ヨーグルトの乳酸菌が摂取できる成長薬としての役割があるので、ヨーグルトを食べる事は腸内環境を改善し便秘予防にもつながりますさらに朝には免疫細胞の7割があると言われておりヨーグルトを食べることで免疫力アップできます。

中でもオススメは明治が出している赤いパッケージのRー1というヨーグルトです。

R-1ヨーグルトには免疫力を高める乳酸菌(1073R-1株)が入っておりインフルエンザの抑制効果もあるとのことです.

また甘味料も使われていなく低脂肪で1個100円ちょっとで購入できます。

②ニンニク

ニンニクにはアリインいう成分やビタミンb群アミノ酸などが含まれています。

アリインはニンニクを切ったり、すりおろしたりして細胞が破壊された際に、アリシンになりますこれが、ニンニク独特の匂いを生み出します。

アリシンには殺菌効果があると言われています、またニンニクは血圧を下げる効果や免疫を高め、風邪やインフルエンザ予防を軽減する効果もあると言われています。

ニンニクは臭いがきつく、調理が大変と言う難点があり、本書ではにんにくパウダーの利用が推奨されています。

にんにくパウダーはニンニクを乾燥させ粉状にしたものでガーリックパウダーのような感じで100円ショップでも売っているので買ってみて普段の食事にふりかけて食べることをおすすめします。

③漢方薬

風邪をひいたときに飲む市販の風邪薬はほとんどが解熱鎮痛剤であり、発熱を抑えて痛みをなくそうと言うものです。

風邪をひくと体温が上がりますがこれは体が体温を上げて免疫力を高めているので風邪薬を使ってしまうと体温を下げてしまうことになり免疫力を下げてしまうことになります。

本書では風邪薬よりも漢方を進めています葛根湯と言う漢方は風邪のひきはじめに効果のある漢方で、発汗を促すことで風邪の治りを早めます。

また免疫力を高める成分も含まれており飲むことで免疫を高めることができます。

③ 2つの飲み物で病気予防

①ココア

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは健康増進に効果があると言われており様々な健康本でもカカオの濃度が高いチョコレートの定期摂取が推奨されています。

ココアパウダーには脂肪分以外のカカオ豆の成分がたっぷり含まれており食物繊維も含まれているので、便秘も改善してくれます

ココア飲むことによりインフルエンザ感染を抑えたり、新型インフルエンザのワクチン接種の際には免疫に関する細胞であるナチュラルキラー細胞が活性化し新型インフルエンザに対する自然免疫力が上がることが研究で明らかになっています。

日ごろからココア摂取を習慣化することが免疫アップにつながります。

②緑茶

病院の検査でコレステロール値が高いと高コレステロール剤を処方してもらうことがありますただ血中のコレステロール値が減ると免疫力が衰え感染症やがんになりやすくなるといった悪影響があるので使用はあまり推奨されていません。

代わりに緑茶を飲むことによってコレステロール値を適度に低下させることができます。

緑茶を飲み続けることで悪玉コレステロールが増えることで発症する動脈硬化を予防し結果的に動脈硬化によって引き起こされる心筋梗塞も予防することができます。

また病院で高血圧と診断されると降圧剤が処方されますが降圧剤によって血圧を下げすぎると高血圧が原因の心筋梗塞になる可能性は減りますが

それ以外の病気になる可能性が高まることもあり降圧剤の使用は推奨されません。

緑茶は血圧を下げる効果も期待できるので薬によって無理に血圧を低下させるよりも緑茶で低下させるようにした方がより自然な形で血圧を下げることができそれが心筋梗塞や動脈硬化を予防することにつながります。

なお本書では緑茶のカテキンの多く摂取できる有機栽培の粉末茶を飲むと良いとされており三井農林の「いつでもカテキン」がオススメされています。

これは1袋80グラムで950円位で購入できます。