伝統的な日本食の代表『味噌汁』ですが、各家庭で『おふくろの味』があると思います。
私たちは味噌を食べる文化を継承して、とてもなじみ深い食べ物です、
そんな味噌汁を今一度見直してみてはどうでしょうか?
味噌には元となる大豆に発酵と言う工程が加わることで
大豆にはない栄養が豊富で吸収されやすい状態になっているため、栄養価が高いです。
今回は味噌汁の優れた美容、健康効果は7選ご紹介します
①美肌効果
味噌に含まれる栄養成分がホルモンバランスを整え、肌のハリや髪の艶を良くする効果があります
味噌には良質なタンパク質やビタミン類が豊富に含まれているため、美白、美肌効果が期待できます
また味噌に含まれる「遊離リノール酸』がメラニン合成を抑え、シミやそばかすを防いでくれます。
大豆にたくさん含まれるリノール酸は発酵して味噌になる過程で美肌効果が期待できる『遊離リノール酸』へと変化します
②血液、血管の若返り効果
味噌汁には腎臓から塩分を排出しやすくし、血管を拡張する働きがあり血圧を上げにくくし動脈硬化や癌予防にも効果があります。
味噌に含まれる大豆ペプチドが血液をすっきりお掃除し
さらに大豆タンパクや植物繊維、レシチン、サポニンが体内のコレステロールを低下させ、
血管の弾力性を保持するため、血管年齢が若帰ります
血管年齢が若返ると血流が良くなり美肌効果も期待でき、見た目も若く見られます
③アンチエイジング効果
味噌汁に含まれる成分には抗酸化作用を含む栄養成分がありアンチエイジング、老化予防にもなります。
老化予防を防ぐ、ビタミンE、コリン、大豆イソフラボン、大豆サポニンなどが含まれます。
中でも大豆イソフラボンは大豆が発酵した時点で抗酸化作用が倍増するという研究結果もあります
味噌による老化制御、抗酸化力、活性酸素除去などについての論文も発表されているのでアンチエイジング効果はかなり期待できます
若さを保つアンチエイジング効果は抗酸化物質を取ることで増進します
活性酸素を除去することで血管や内臓の細胞を酸化するのを防ぎ老化を防ぎます。
④腸活を促し腸を美しくする
味噌汁を定期的に飲む人は全く飲まない人と比べて胃炎や十二指腸潰瘍になるリスクを下げます
味噌に含まれる
乳酸菌は悪玉菌を減らし腸内を弱酸性に保ちます、
オリゴ糖は善玉菌の餌となり、
日和見菌は善玉菌をサポートして
腸内環境を整え免疫力を上げる効果があります
活性度の高い消化酵素が、食品の消化吸収を助ける働きをします
味噌に含まれる食物繊維が腸の掃除をし微生物は腐敗菌や有害な物質を体外に排出します
腸内の善玉菌を活性化し腸から美しくなります
⑤更年期症状緩和効果
味噌には女性ホルモン「エストロゲン」に形状が似ている大豆イソフラボンが含まれています
ホルモンバランスを整え、更年期独特のほてりやめまいといった症状を改善する働きがあります
特に味噌は大豆製品の中でもイソフラボンは吸収力の高いイソフラボンの1種である
『アグリコン型』と呼ばれるものが多く含まれます。
更年期に減少していく女性ホルモンの代わりとしてのイソフラボンを摂取することで、症状が緩和されるとされています
ビタミンEも多く含み、ホルモン分泌を整え血行促進作用もあり、冷え性やのぼせの緩和も期待できます
⑥二日酔い防止
アルコールを飲みすぎた朝やアルコールを飲んだ締めで、味噌汁を飲むと味噌の力でアルコールが早く体外に排出され、二日酔い予防になります。
「コリン」という成分が肝臓に入ったアルコールが脂肪となって蓄積するのを防ぐ役割があるからです。
味噌汁にシジミを入れると良いことは皆さんもご存知かと思いますが、シジミには『オルチニン』とよばれるアンモニアの分解する成分や肝臓に良いとされているアミノ酸も豊富に含まれています。
具材のレパートリーが豊富なのも味噌汁のとてもいいろころです
⑦夏場冬場の水分補給に
熱中症対策には適度な水と塩分が大切になります
汗をよくかく夏場には塩分やミネラルとともに水分を摂取できる味噌汁は水分補給に最適です
味噌汁はとっておきの飲み物です非常に栄養バランスも良く、具材を変えることで不足しがちなビタミン、ミネラルも補給でき夏場の救世主ですね。
暑い夏には宮崎の郷土料理『冷や汁』はいかがでしょうか?
キュウリや胡麻、茗荷などを入れた冷たい味噌汁は暑い夏にぴったりです。
また冬は冬で夏のように喉の渇きを感じにくいため水分不足に陥りがちです
体を温めるためにも温かいお味噌汁で上手に水分補給をしましょう
まとめ
日本の代表的なおかずの1つであるお味噌汁には、様々な効果が期待できることがわかりましたか?
美容と健康の為にも1日の始まりがお味噌汁から始めたくなりましたよね